MTB天国スコーミッシュ#18|キャンプ道具を背負ってライド!? ①
こんにちは! 日本でMTBと出会い、今はカナダのMTB天国スコーミッシュにて日々トレイルに繰り出している寺井杏雛(あんじゅ)です。
今回は、秋晴れの気持ち良い日に、キャンプ道具を背負い、MTBで山の上を目指すというとってもワクワクした冒険のお話です!
1. エルフィンレイク州立公園

今回向かったのは、エルフィンレイク(Elfin Lakes)州立公園。スコーミッシュに位置するエルフィンレイクは、州立公園では極めて珍しいMTBでの走行が正式に許可されたトレイルです。
片道11km(往復約22km)のヒルクライムでエルフィンレイクという湖までやってくることができます。さらに、湖畔にはキャンプサイトやハット(小屋)泊の設備が整っています。
トレイルの入り口(Elfin Lakes Trailhead)まではダートロードをクルマで約30分走ります。実は以前紹介した「ダイヤモンドヘッド」というMTBトレイルエリアの最上部がトレイルの入り口になっています!
2. いざ、自走開始

今回の目的はキャンプなので、キャンプ道具を背負って。UL(超軽量)バックパックにULテントを詰め込んでの軽量作戦で行きます。
森の中からのスタート。勾配もキツく、展望もありません。ただ、淡々とグラベルロードを登っていきます。時々、急勾配×岩ゴロゴロゾーンもでてくるので、「絶対に降りないぞ」という気合いでバランスをとりながら、ペダルを踏み込んでいきます。こういうトレーニングじみたライドが実は好きです。なんならダウンヒルよりも性に合っていると思います(笑)。
じわじわ登っていくと、一般ハイカーとすれ違いました。私が必死こいて登っているすれ違いぎわに、「頑張れ!! あと少しでキツいのは終わりだよ!」と声をかけてくれました。なんとも温かい。カナダの人々は本当に気さくです。特にア
ウトドアをやっている者同士であればなおのこと。

途中レッドヘザーシェルター(Red Heather Shelter)という山小屋の前で一休みしていると、ヨーロッパから旅行できたというバイカーがやってきました。彼は街でEバイクを借りて自走し、湖まで行ってまたピストンで戻るそう。これまでEバイクにはあまり興味がありませんでしたが、Eバイクによって広がる遊びの可能性の大きさに少し感動しました。

さらに進んでいくと次第に周りの木々も低くなり始め、アルパインエリア感が出てきました。そんな時に、ふと低木の中を見たらブラックベアが! どうやらブルーベリーを食べていたようです。適度な距離を保ちながらその場を通過。
スコーミッシュでは日常的にクマとトレイルで出合います。普段からゴミの管理を徹底するこの国だからこそ、クマと人間の共存が実現しているのだと思います。興味のある方はぜひ、以前書いたクマの記事を読んでみてください。記事はこちらから。
3. いよいよ湖へ!

ペダルをこぎ始めて約2時間。ラウンドマウンテン(Round Mountain)のあたりを過ぎると森林限界を超えて、左手に絶景が広がります。勾配も一気に緩くなり、遠くの山々の稜線の景色を楽しみながらのご褒美タイム。最高に楽しい時間でした。
さらに1時間ほどは平らなだけでなく下り道まで出てきて一気に楽になります。そして、ついにエルフィンレイクに到着です! 透き通った綺麗な湖。これまでの汗を流そうと、迷わず頭のてっぺんまでダイブしにいきました!
9月なので流石にちょっぴり寒かったですが、最高に気持ちよかったで
す!
次回は、キャンプと下山の様子をお伝えします!
では、また!

寺井杏雛(てらいあんじゅ)
山で遊び育ち、その想いのまま学生時代を過ごす。22歳でマウンテンバイクと出会い、山との新しい遊び方を知る。現在はカナダ、ブリティッシュ・コロンビア州、スコーミッシュにて、マウンテンバイクとクライミングを楽しみながら生活を送っている。
Instagram:https://www.instagram.com/anju_terai/



