カスタムパーツとしては派手な存在ではありませんが、自転車にとって重要な役割を担っているケーブル類。
愛車の印象を一新するさまざまな要素を凝縮したニッセンケーブルをご存知ですか?
写真:村瀬達矢
問:日泉ケーブル
https://www.nissen-cable.jp/
ケーブルのカスタマイズで愛車をアップグレード!
ワイヤレス変速はさておき、大半のミニベロにとって欠かせない存在のアウター&インナーケーブル。日々触れていると劣化に気づきにくいですが、ケーブルは消耗品。
とくにブレーキケーブルは制動に関わる重要なパーツのため、メンテナンスを怠ると危険です。と言いながら、ここではあえて「カスタムパーツ」として、近年ミニベロでの採用数が急増しているニッセンケーブルを推します!
「SP31スペシャルステンレスインナーケーブル」は柔軟性(しなやかさ)・耐久性(長寿命)・低摩耗(引きが軽い)が特徴。「ステンレスアウターケーブル」と組み合わせることで、まるでブレーキやシフターをアップグレードしたかのような効果を味わうことができます。
さらに、豊富なカラーラインアップにより見た目のイメージチェンジも楽しむこともできるのです。愛車を眺めつつ、コーディネイトを考えるひとときも楽しんでみませんか。
編集部スタッフのiruka Sをカスタマイズ
BEFORE
ベース車両:iruka S
車体にはブラックパーツが使われているため、ケーブルの違和感はないが、せっかくなら変化もほしい。
インナーケーブル
SP31スペシャルステンレスインナーケーブル
価格:2860円(ブレーキ用1m・2m前後セット)、1760円(シフト用2.3m/1本)
柔軟性・耐久性・低摩擦が特徴のインナーケーブル。ミニベロやタンデム用のロングタイプもラインアップする。
アウターケーブル
ステンレスアウターケーブル
価格:1650円(ブレーキ用2m/1本)、1760円(シフト用スタンダード2m/1本)
アウターケーブルのコイル線をステンレス製にすることでサビに強く、ポリエチレン製インナーライナーを採用した引きの軽さが特徴。豊富なカラーラインアップでカラーカスタムアイテムとしても人気が高い。
AFTER
車体色に合わせつつ変化も付けて、ブレーキは「クリアー」、シフトは「スモークブラウン」を選択。
ケーブル交換のみにもかかわらず、ブレーキを丸ごとアップグレードしたかと錯覚するほど。カスタム前後の違いをここまではっきりと体感できたのは予想外。変速の滑らかさを含め、コスパ最高のメニューと断言できます!
愛車とカラーコーディネイトをする楽しみ
BEFORE
AFTER
編集部ヨコキのブロンプトンはレザーサドルやタイヤの色に合わせ、「くるみ」と「柿色」を選択してイメージチェンジ。
後からシフターも「くるみ」に交換し、全体が柔らかな雰囲気に。
プロショップも多用する信頼のケーブル
Pacific Cycles birdy Standard
春先をイメージしてカラーオーダーされたフレームに、ホワイトとワンポイントのグリーン系のケーブルが彩りを添える。
shop:サイクルハウスしぶや
DAHON CALM
ノーマルの穏やかな雰囲気を一変させスポーティなスタイルに生まれ変わった車体に、鮮やかなオレンジカラーがマッチする。
shop:カルマックスタジマ