最新トレンドを全身にまとって ROSCOEがフルモデルチェンジ

エントリーライダーからベテランライダーまで、すべてのマウンテンバイカーをエキサイティングなトレイルライドの世界へ誘ってきたトレックの人気モデルが、ついにフルモデルチェンジを敢行。MTBのトレンドを完全網羅したトレイルバイクの理想形へと進化を果たした。

基本コンセプトはそのまま、下りステージでの走行安定性、車体のコントロール性、登りの効率を向上させた新型ロスコー。ハードテイルならではの気軽さにフルサスのような安定感と楽しさをプラスするとともに、購入しやすい価格を実現し 、これからMTBに乗り始めようと興味をい抱いている人、複雑な調整に時間を割くことなく純粋にライドを楽しみたいというベテランまで、より幅広い層にフィットするモデルへと進化を遂げている。

下りの走行安定性を高めるためにサスペンションのトラベル量は120ミリから140ミリへと増量。足まわりを29×2.6インチまで拡大するとともに、ヘッドチューブは2.2度寝かせた(65度)。BBドロップは20ミリ下げ(61ミリ)、リーチを大幅に延長すること(450ミリ)でフルサスに匹敵する安定感を手に入れた。コントロール性能の向上を狙ってチェーンステー長は8ミリ切り詰め(430ミリ)、登りの効率を高めるためにシート角を4度起こすなど(73.1度)、車体のジオメトリーを全面的に見直している。

装備についても万全だ。足まわりは標準でチューブレス仕様とされており、TLRストリップ、チューブレスバルブ、シーラントが付属する。UDHとスレッドBBによりメンテナンス性を向上、フレームを保護するチェーンステーガードや二層構造のダウンチューブガード、内装ドロッパーケーブルなど、現代のMTBに求められるすべてのスペックを備えている。もちろん、ドロッパーポストも標準装備となる。

2022モデルのラインアップはロスコー7とロスコー8の2グレードとなり、スペックの相違はサスペンションフォークやドライブトレイン、ブレーキといったコンポーネント。サスペンションフォークはともにロックショックスのエアスプリング仕様となるが、ロスコー7にはアッパーチューブがスチール製のリーコンシルバー、上級グレードとなるロスコー8には35mm径アルミアッパーチューブを採用する35ゴールドをセット。ドライブトレインはロスコー7がシマノ・デオーレ、ロスコー8がスラムのGX/NX。またロスコー8にはシマノの4ピストンブレーキが搭載されている。

Roscoe 7

価格:18万7000円(税込)

フレーム:アルミ

タイヤサイズ:29×2.6

変速:1×12S

コンポーネント:SHIMANO DEORE

サスペンションフォークはROCKSHOX RECON SILVER。ドライブトレインはSHIMANO DEOREを搭載。

Roscoe 8

価格:25万4000円(税込)

フレーム:アルミ

タイヤサイズ:29×2.6

変速:1×12S

コンポーネント:SRAM GX/NX

サスペンションフォークはROCKSHOX 35 GOLD RL。ドライブトレインはSRAM GX/NXを搭載。

問:トレックジャパン
https://www.trekbikes.com/jp/

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