弊誌スタッフのやってみたこと、試したことの実録レポート。「MTB 日和」ならではの、バラエティに富んだトピックでお届けします。お茶のおともにでもしていただければ幸いでございます。
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LITEC M-10
vol.55でドロッパーポストのレポートをしましたが、まだ購入には至っておらず、引き続きドロッパーポストを試してみることにしました。前号のトピックページで紹介されていたクロスセクションのパワーポールが、使い勝手や価格帯など、バランスが良さそうです。
新しいアイテムを取り入れてライドがもっと楽しくなる
2016年から愛用しているドロッパーポストはメンテナンス性、操作性ともに年代相応というか「そろそろ替えどきか」という感じ。最近は無線も含め、高性能のものが増えていますが、超ずぼらでメンテナンスが疎かになりがちなわたしのようなタイプには、シンプルなものがよさそうです。
そこで、少し前にデリバリーがはじまったクロスセクションのパワーポールを試してみることにしました。
まず、取り付けがわかりやすい。ケーブルは本体の根元側に固定されるので、サドルを上げ下げしてもケーブルにダメージはありません。
また、リモートレバーはグリップを握ったまま軽い力で操作できるところがとても快適!( 以前のものはムニュっと上から押し込むタイプのボタンで操作性はあまりよくなかった)ドロッパーポストとしての機能はもちろん、レバーの操作性で気分がここまで変わるのかと実感しました。
最近のドロッパーポストのなかでは断然手を出しやすい価格帯なので、ドロッパーポスト未装着のエントリーグレードをお持ちの方や買い替えを検討中の方にぜひ試していただきたいですね。
CROSS SECTION
POWER POLE DROPPER SEAT POST
クロスセクション パワーポール ドロッパーシートポスト
価格:1万9800円(内装式)、2万6400円(外装式)
内装式:φ30.9/31.6mm(トラベル100/125/150/175mm)
外装式:φ27.2mm(トラベル90mm)、φ30.9/31.6mm(トラベル
100/125/150mm)
問:ダートフリーク
https://cross-section.jp/
元のレバーと比べてですが、こんなに軽い力で操作できるのか、とあらためて感動。レバーには滑り止め加工が施される。
トラベル量は150mmと悩んで125mmを選択。シートチューブ形状の関係でドロッパーポストのボディ部分が下まで挿入できず……いちばん上げた状態の高さはギリギリでした。125mmにしておいてよかった! 要事前チェック。
操作感もレスポンスもスムーズで、登りも下りも快適。これからのトレイルライドシーズンに活躍してくれそうです。ということでお買い上げ決定!
『MTB日和』vol.57より抜粋