こんにちは! 日本でMTBと出会い、今はカナダのMTB天国スコーミッシュにて日々トレイルに繰り出している寺井杏雛(あんじゅ)です。
今回は、春の気持ち良い日差しの中スコーミッシュ在住親子との裏庭ライドの様子です!
1. 冬の終わり。ライド支度の春。
スコーミッシュの冬は、以前紹介した通り雨が続きあまりライドシーズンではありません。もちろん冬の雨の中乗るというライダーもいますが、多くのライダーはウィンタースポーツを楽しむか、数ヶ月の間ライドをお休みします。
私も周りのライダーに倣い冬の間はライドをお休みし、人生初のスノーボードに挑戦していました。初めはターンも全くできませんでしたが、無事にバックカントリーデビューも果たし、スノーボードという新たな山の視点を得て、いよいよシーズンアウト。
ということは、MTBシーズンの始まりです!
まずはバイクラックをつけるところから!

雨が非常に多いのでガレージに避難させておきましたが、家のガレージの防水性が弱くすっかり錆びてしまいました(笑)。これもスコーミッシュの厳しい洗礼ですね。
錆を落として無事にクルマに装着し、バイクを載せて、今シーズン開始です!
2. 裏庭の冒険
シーズン一発目なので、今回はお散歩感覚で友人の家の裏トレイルに行くことに。
そして、可愛い幼稚園入園前の息子くんも一緒に来ることに。

今まで実際には見たことのなかった憧れのスタイルの親子ライド!
可愛い! 可愛すぎます!
家の裏といってもスコーミッシュの裏庭トレイルは超素敵な森の中です。冬の間恋しかった太陽をいっぱいに浴び、土や岩、泥の感触を楽しみながらのんびり乗ります。

幼い頃からこの森の感触をタイヤ越しに知って育つなんて、まさに『スコーミッシュ・ネイティブ』。 彼の目に映るトレイルがどんなに冒険に満ちているか想像するだけで、こちらまで顔がほころびます。
久々に乗るマウンテンバイクはやはり最高に楽しい! ダウンヒルでなくても、自転車で森の中・自然の中を走れるだけで最高に幸せです。
登り坂も下り坂もマウンテンバイクなら倍楽しい! マウンテンバイクの楽しさを久々に再発見しながらのライドでした。


大きな水たまりを避けたり、川辺に立ち寄ったり、一時間ちょっとのお散歩がなかなか冒険み溢れる良いライド時間でした。
3. 森を分かち合うということ。

ちなみに、今回ライドしたところはダートバイクはNG、でもマウンテンバイクはOK。こうした「トレイルの住み分け」が明確にルール化されているからこそ、歩行者もライダーもお互いに敬意を払い、この広大な森を共有できているのだと改めて実感しました。
個人的にこの、日本とカナダのトレイルに対する文化の違いがいつも興味深くて好きです。
今年はダウンヒルもいいですが、色々な文化や歴史のあるトレイルを走りに行ってみたいです。
ちなみに、スコーミッシュの多くのトレイルは、先住民(スクアミッシュ・ネーション)の方々の伝統的な土地でもあります。単なる遊び場としてだけでなく、この土地が持つ背景や歴史をタイヤ越しに感じながら走ること。それが、この地でマウンテンバイクを味わせてもらう私なりの恩返しになるのかもしれません。
では、また~!

寺井杏雛(てらいあんじゅ)
山で遊び育ち、その想いのまま学生時代を過ごす。22歳でマウンテンバイクと出会い、山との新しい遊び方を知る。現在はカナダ、ブリティッシュ・コロンビア州、スコーミッシュにて、マウンテンバイクとクライミングを楽しみながら生活を送っている。
Instagram:https://www.instagram.com/anju_terai/



