
問:カルテット https://puky.jp/bicycle
昨年日本に上陸した〈エイトショット〉。ドイツの子ども用自転車メーカー〈プッキー〉が手がけた本格キッズMTB ブランドとして、全国のトレイルアドベンチャーへ展開し、注目度が高まっています。その魅力について、プロライダーの清水一輝さんとトレイルアドベンチャーの久保さんにお話をうかがいました。

清水一輝さん
ダウンヒルで5 度の全日本選手権制覇をはじめとする輝かしい成績を記録。スクールやコース造成といったMTB の普及活動にも尽力している。
最近、マウンテンバイクのレースシーンでは若いライダーの活躍が目立っています。レースやスクールでたくさんの子どもたちを見ている清水さんが感じる変
化はあるのでしょうか?
清水:以前は継続して行われるようなMTBのスクールはほぼありませんでしたが、最近になって増えてきた印象です。10年以上前、自分が三重県の多気町で「自転車のまちづくりプロジェクト」に取り組み、自転車の学校という形でレッスンを行っていたころはMTBが習い事という認識はあまりありませんでした。それが、コロナ禍をきっかけに興味を持つ親子が増えたり、MTBブームの時期に乗っていた方々のお子さんが乗り始めたりといった影響か、バイシクルアカデミーなどの定期的に開催されるスクールが定着してきた印象です。国内トップカテゴリーのレース、DHシリーズでも子どもの参加が増えてきているので、これからが楽しみですね。
〈エイトショット〉との出会いは?
清水:オフロードバイクのイベントでその存在を知ったのですが、〈エイトショット〉ブランドが子どもたちに、安全にMTBの楽しさを知ってもらうための体験会を行っていこうとしているなど、目指している方向に共感しました。
ドイツブランドという部分で、ものづくりに対して日本と通じるところを感じて興味がありましたが、実車に触れてみるとブレーキの形状が子どもでも握りやすくなっているとか、サスペンションが子ども用のセッティングになっているといった性能だけでなく、カラーリングなど、見た目のかっこよさも含めて子ども用自転車とは思えないクオリティだなと。その魅力は体験してみないとわからない部分でもあるので、スクールでも利用しているトレイルアドベンチャーを紹介させていただきました。
現在の立場での目標などはありますか?
清水:競技で結果を残すのはもちろん、それと並行して長年普及活動にも力をいれています。新しいマウンテンバイカーを輩出するというのが目標であり、業界を盛り上げるためにも必要なことだと。そういう部分では、〈エイトショット〉とも協力してMTB人口を増やすための取り組みができたらいいなと思っています。

photo by NoriyasuKato
トップカテゴリーのレースで活躍する清水さん。

久保亮介さん
初心者大歓迎のマウンテンバイクパーク「トレイルアドベンチャー」で、アウトドアの魅力を発信。来場者の頼れるお兄さん的存在。
トレイルアドベンチャーというフィールド側の立場として、久保さんにお聞きします。レンタルバイクとして〈エイトショット〉を導入したということですが、その理由は?
久保:〈エイトショット〉のメーカーとしての想いと我々の目指すものに共通認識があり2025年のゴールデンウィーク前から導入させていただきました。現在、全国7パークのトレイルアドベンチャーで試乗ができる環境を整えています。現在も打ち合わせを重ねながらイベントを企画したり新しいサービスを考えたりしています。
トレイルアドベンチャーで子ども用のレンタル車を導入する際に重視していることは?
久保:レンタル自転車の導入に当たって、私たちが最も重視しているのは「初めての方でも安心して楽しめること」です。マウンテンバイクというと本格的なスポーツの世界というイメージを持たれる方も多いのですが、トレイルアドベンチャーのフィールドは「遊びながら自然に親しむ場所」として設計されています。
そのため、レンタルバイクも子どもから大人まで扱いやすく、安全性と快適性を兼ね備えたモデルを選定しています。また、スタッフが丁寧に使い方をサポー
トし、乗り方のレクチャーを行うことで、初めての方でも気軽にチャレンジしていただける環境を整えています。
実際に〈エイトショット〉のバイクを利用しているお子さんの反応はいかがですか?
久保:まず見た目に反応するお子さんが多い印象です。黄色のカラーリングは目を引きますし、ディスクモデルも見た目が格好良い。タイヤもオフロードを走るのにしっかりと太めのタイヤを装着しているので安全に走ることができます。サイズが16、20、24インチと細かく展開されていて、体に合ったモデルに乗っていただけるので、より楽しめている印象を受けます。自分の気に入った自転車でワクワクしながら楽しんでいる姿はとてもキラキラしていますね。
私たちが目指しているのは、マウンテンバイクを特別なスポーツではなく、家族や友人と自然の中で楽しむ新しい休日の過ごし方として感じていただくことです。レンタル自転車の導入は、その第一歩をより多くの方に体験してもらうための大切な手段だと考えています。
親子で楽しむアクティビティとして、子どものワクワクを高める遊びのひとつとして。その一歩を踏み出す手助けをしてくれる〈エイトショット〉。その魅力を体験してみませんか?

トレイルアドベンチャーで〈エイトショット〉を試乗する子どもたち

全国7 パークのトレイルアドベンチャーで〈エイトショット〉のレンタルバイクが展開中!
問:トレイルアドベンチャー
https://trailadventure.jp/
エイトショット コーディ 20 ディスク
価格:13万 9920円
重量:9.9kg(ペダルを除く)
バイクパークからトレイルライドまで、幅広くチャレンジできるエイトショットのフラッグシップ。サスペンションフォーク、ディスクブレーキ、7 段変速など本格MTB ならではの装備が充実。



