MTB天国スコーミッシュ#19|キャンプ道具を背負ってライド!?②

こんにちは! 日本でMTBと出会い、今はカナダのMTB天国スコーミッシュにて日々トレイルに繰り出している寺井杏雛(あんじゅ)です。

今回は、秋晴れの気持ち良い日に、キャンプ道具を背負ってMTBで山の上を目指す、ワクワクの冒険・後編です!

前編はこちら

1.魅惑の湖畔テント泊

荷物を背負っての3時間のアップヒル。軽量テントとはいえ、バックパックを下ろした瞬間の解放感はたまりません。まずは、あとでのんびりする時間を確保するためにテントを設営します。

この、テント×MTB×アルパインの景色という見慣れない光景に胸が高鳴ります。

前編でダイブした湖の隣にある、「飲水用・遊泳禁止」の湖から今夜の水を確保。私たちはすべて煮沸してから飲みましたが、フィルターを使う人もいるようです。

そしてこのエリアでは、熊対策として食料をテント内に保管することは禁止されています。

では、どう管理するのか。なんと食料は袋に入れて吊し上げるのです!

私も初めての光景に驚きました。

その後は綺麗な景色を眺めながらひたすらのんびり。遠くを眺めながら、青空から夕焼けへと移り変わる空を楽しみます。

お腹が空いたら簡単な山ごはんを作り、食べ終わる頃には満天の星空。

電波もほとんど入らないのでスマホも手放し、ただそこに流れる山の時間に身を委ねる。

こんなにも「チル」な楽しみ方がマウンテンバイクにもあったんだと、新たな発見でした。

 

2. 朝の日差しの中で

翌朝のんびり起きて、太陽を浴びながらストレッチ。スコーミッシュは冬になると雨が続くので、秋の貴重な晴れ間はできるだけ太陽を浴びておきたいものです。

さて、テントを片付けたら、あとは下るだけ。グラベルのトレイルを気持ちよく駆け下り、最高の景色の中風をきって、あっという間に駐車場へ。

駐車場に着いた時、いつもとは少し違う、あたたかい気持ちになっている自分に気がつきました。

カナダにやってきて、私のMTBはずっと「ダウンヒル」。ダウンヒル、好きですが、やはり怖さもあります(笑)。ライド前は楽しみ半分、緊張半分。ライド後は「無事生還した~!」という達成感。

でも今回の旅で、激しいダウンヒルがなくても、MTBはこんなにも素敵な冒険に連れて行ってくれるんだと実感しました。これからは「MTB×旅」のような楽しみ方も、もっと広げていきたいです。

また、日本では一般登山道でMTBに乗ることに少し抵抗がありました(禁止されているところも多いと思います)。スコーミッシュでも、MTB専用トレイルとハイキングトレイルが分かれていることが多いです。

それでも、今回のように共用トレイルでは、ハイカーが声をかけてくれるなど、お互いに配慮し合う場面が多くありました。こうした理解とリスペクトの関係が、日本でももっともっと広がっていけばいいなと思います。

 

3. エルフィンレイク宿泊情報詳細

エルフィンレイクでの宿泊は、キャンプ・小屋泊ともに通年事前予約が必要です。

【小屋泊】

エルフィンレイク・シェルター

大人1泊$30・子供$10。(BC州住民以外には1回の予約につき追加で$20かかります。)
寝袋や調理器具、食器は各自持参が必要ですが、プロパンコンロやヒーターが設備としてあります。

【キャンプ泊】

エルフィンレイク、テントサイト

大人1泊$10・子供$5(BC州住民以外には1回の予約につき追加で$20かかります。)

35基の木製テントプラットフォームがあり、周辺にピットトイレと共有の食事用エリアがあります。

特に夏の週末は予約が埋まりやすいので早めの予約推奨です!

 

4. おわりに

以上、エルフィンレイクでのライド&キャンプでした!

手軽にアクセスできるのに、満足度は想像以上!

スコーミッシュやウィスラーにMTBを楽しみにくる方には、ぜひ1泊でも日帰りでも訪れて欲しいです。

では、また~!

寺井杏雛(てらいあんじゅ)

山で遊び育ち、その想いのまま学生時代を過ごす。22歳でマウンテンバイクと出会い、山との新しい遊び方を知る。現在はカナダ、ブリティッシュ・コロンビア州、スコーミッシュにて、マウンテンバイクとクライミングを楽しみながら生活を送っている。
Instagramhttps://www.instagram.com/anju_terai/

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