2014年から電動アシスト自転車の開発をスタート、独自の発想力を活かすことで、DE01をはじめとする名車を生み出してきたデイトナ。そして今年、10年に渡って磨き上げた技術力と培ったノウハウを結集し、新たなモビリティとして電動キックボード、DK01を完成させました。
昨今、多方面で話題に取り上げられている、この特定小型原付に該当する電動キックボード。最高速度は時速20キロまで、時速6キロ以下に走行モードを切り替えできる車両は特例特定小型原付扱いとなり、モードの切り替えによって「普通自転車等及び歩行者等専用」の標識がある歩道を走行することも可能です。
サイクリストの中にはこの電動キックボードに対してネガティブなイメージを抱く人もいるようですが、その要因はどこにあるのでしょう?多くは利用者のマナー違反にあって、車両自体に問題があるわけではなさそうです。
唯一、取り上げるとすれば、段差に対して乗り越え抵抗が大きく、走行安定性に乏しい極小径タイヤではないでしょうか? 中でも立った状態で走行するキックボードタイプの車両は自転車と異なり、重心も高くなりがち。サイクリストが「怖い」と感じることも理解できます。
そこはこれまで長きに渡ってEバイク開発を手がけてきたデイトナ。このDK01にはサイクリストでも安心して扱える、さまざまな工夫がなされています。
街でよく目にする電動キッキボードとの大きな違い、それは車輪のサイズ。キックボードの気軽さを損なうことなく、段差の乗り越えにも強い12インチサイズを採用。これによりハンドル操作の安定性も大きく向上しました。
そして、フレームをまたぐように設計された車体は、その中央にバッテリーを搭載することで、足で車体を支える感覚でも操作できる、従来の電動キックボードとはひと味違うモーターサイクルにも通ずるスタビリティを実現しています。
人間の感覚に寄り添ったナチュラルな加速感はDE01ほか、デイトナがラインアップするEバイクたちと同様。発進時も体が置いていかれるような怖さを感じることなく、かつ気持ちよく加速していってくれるので「自転車にしか乗ったことがないので不安」という人でも安心して走り出せるはずです。
「汗をかきたくない」「服装を気にせず出かけたい」ときの足として使うもよし。新たな趣味のツールとして使うもよし。サイクリストの家族や友人と一緒に走るもよし。電動アシスト自転車とは異なる選択肢のひとつとして、DK01を視野に入れてみてはいかがでしょう?
Daytona Mobility DK01
デイトナモビリティ DK01
価格:21万7800円
カラー:ミスティブルー、マットブラック、デイトナオレンジ、ダークグリーンメタリック、アイボリー
https://mobility.daytona.co.jp/
SPEC
車体サイズ:全長1150mm×幅600mm×高さ1120mm
モーター:後輪駆動 350W
バッテリー:36V-13.6Ah
航続距離:約50km
タイヤ:12インチ(前輪後輪共通)
ヘッドライト:Hi-Lo切り替え式
走行モード:2モード(歩行走行モードつき)
最高速度:20Km/h
充電時間:7~8時間
ブレーキ:前後機械式ディスクブレーキ
丸みをおびたフォルムがかわいらしいネオクラシックなヘッドライト&ウィンカー。
ウインカーとテールランプが一体化されたユニット。フロントと統一されたデザインも◎。
足を置くステップボードは折りたたみが可能。バッグのようにデザインされたバッテリーがデイトナらしさを感じさせる。
ハンドル右側に電源と走行モードの切り替えスイッチ、アクセルレバーが装備される。
ハンドル左側にはウインカーとライトのコントロールスイッチ、クラクションが装備される。