一般社団法人ジャパンサイクルリーグ(以下、JCL)が2022年5月14日に茨城県の「あみプレミアム・アウトレット」にて、同アウトレットを運営する三菱地所・サイモン株式会社の後援のもと、アマチュアホビーレースを開催した。
このレースは、国内サイクルロードレース競技の普及および施設・地域活性化への寄与と選手の競技力向上を目的としており、「ナショナルサイクルルートに近接しているエリアの魅力を発信し、サイクルスポーツを軸とした地域を盛り上げたい」というアウトレットの思いも合致したことから開催に至った。
当日は、時折強まる雨と風の悪コンディション。しかし、開門時間5:30過ぎからは続々と参加選手が集まりだし、ローラー台でウォーミングアップをしたり、茨城県自転車競技連盟によるメカニックサービスを受けたりと、悪天候に関係なく着々と準備を進める姿があった。
各レース、スタート前にはJCL片山チェアマンが激励の言葉を送りスターターを務めた。また、1周目はパレードランとして、ゲストライダーとして参加した新開隆人選手(那須ブラーゼン)と鈴木道也選手(さいたまディレーブ)の誘導でレースを盛り上げた。
レースは、ビギナークラス・スポーツクラス・エキスパートクラスの3区分。1周1kmのコースは、展開も早くゴールスプリント勝負になるレースもあり、雨天の路面ならではのスリップしやすいコースも相まって白熱した。
参加選手からは「いつも買い物に来ている場所でのレースがとても新鮮だった」「次回もぜひ参加したい」「もっと強くなってまた戦いたい」と、定期開催を期待する声も聞こえた。(photo05)
レース後には、参加特典でプレゼントされたプレミアム・アウトレットお買い物券やお得なクーポンシートを使用して、本レースのために先行オープンした上島珈琲店、タリーズコーヒーでの朝食や、施設で家族や友人との買い物を楽しむ参加者の姿があった。
JCLでは今後もこの特別な空間でのレースを定期開催することで、競技力向上・地域活性化に繋がる新しいレースコンテンツとなることを期待している。
問:JCLホビーロードレース事務局
https://jclhobbyrace.jp/