開催日:2025年5月24日(土)
走行エリア:大阪城公園~夢洲(ゆめしま)エリア
目的地:大阪・関西万博会場内 英国パビリオン特設ブース
ブロンプトン社が主催するサイクリング体験を目的としたプログラム〈The Brompton Experience〉。その一環となるライドイベント〈Brompton Urban Challenge in Osaka 2025〉が5月24日に開催されました。
「自転車に乗って、大阪・関西万博へ行こう!」をテーマとしたスタンプラリー形式のライドイベントで、大阪市街地に設けられた複数のチェックポイントをめぐりデジタルスタンプを手に入れ、大阪・関西万博を目指すというもの。下町情緒あふれるエリアや再開発が進む最新スポット、話題のカルチャーエリアなど、大阪の多彩な表情を仲間とともに体感しながら大阪・関西万博会場へ向かいます。
今回のイベントでは自転車の車種やブランドを問わず、軽快車(ママチャリ)&シェアサイクルユーザーを含め、すべてのサイクリストが参加可能。参加者にはもれなく大阪・関西万博への入場券がプレゼントされます。『自転車日和』スタッフもメディア枠として本イベントに参加し、参加者のみなさんとサイクリングを満喫して参りました。
集合場所は大阪城公園内森ノ宮口前。初めてブロンプトンに触れる参加者向けに走行前のレクチャーも。
スタート地点へ向けて移動。大阪城の城壁を眺めながらのプチクライム。
当日は天候不良の予報にもかかわらず、大阪城公園内森ノ宮口前には41名(内メディア関係者15名)の参加者が集合。ブロンプトンへの試乗を希望する各メディアからの参加者には、Cライン、Pライン、Tラインから限定モデルまで、バリエーションに富んだ試乗車をご用意いただきました。
本イベントで初めてブロンプトンに触れる参加者に対しては、車両の展開手順から変速操作まで、ブロンプトンジャパンの合田さんが丁寧にレクチャー。ブロンプトンの秀逸な折りたたみ設計に感銘を受ける方々の姿も印象的でした。個人的にもブロンプトンを所有している『自転車日和』スタッフですが、この日は自身の愛車ではなく試乗車をお借りすることに。
というのも……やはり、ありましたよ、Gライン。(これも本イベントに参加した理由のひとつ!?) 以前、わずかな時間だけ触れる機会はありましたが、ある程度の時間を乗らないとその車両の本質はつかめませんので。ただし、Gラインの試乗車は1台だけだったので、第二チェックポイントまでお借りすることに。
日本でのデリバリーが期待されるGラインにひと足早く試乗できた。
Gラインのインプレッションについては、国内でのデリバリーが開始されるタイミングで、あらためて紹介したいと思いますが、一言でいうなら「絶対的な安心感を持って身を委ねられる快速&快適なブロンプトン」。サイクリング中、小径車に乗っていることを忘れる場面もしばしば……近い将来、また新たな1台をお迎えすることになりそうです(汗)。
スタート地点となる大阪城天守閣前のタイム・カプセルEXPO70。ここがデジタルスタンプラリーのチェックポイント0。
大阪城を出発し、大阪の下町を抜けて中之島公園を通過。チェックポイント1を目指す。
チェックポイント1は文化を生み、文化を育て、人を繋ぐ舞台、大阪市中央公会堂。
当初、天候に関する不安もありましたが、全行程の半分以上雨具を着用することなく、参加者のみなさんとコミュニケーションを取りながら、楽しく走ることができました。前半は半袖Tシャツ1枚でOK、ポツポツと降り始めてからはカッパを1枚羽織ればちょうどいい気温。夏の暑さに激烈弱い当方にとっては、むしろ絶好のサイクリング日和だったと言えるでしょう(笑)。
デジタルスタンプの仕掛けも◎。パネル(二次元コード)を掲げるスタッフさんのお出迎えにとても癒されました。
起点こそ観光名所として名高い大阪城でしたが、大阪の下町、自転車で走行できる公園、淀川沿いのサイクリングロードなどを経由する今回のルート。都内在住者にとっては仕事で関西を訪れた際にもまず接することのない、身近な場所のようで遠い場所を、冒険心を持って探索できる……都市環境でのサイクリング体験を目的とした〈The Brompton Experience〉の魅力、たしかに受け取りました。
ルート上の正蓮寺川公園にはパブリックアートとして設置されたミャクミャクと記念撮影。
チェックポイント2の淀川を通過。小雨で路面はしっとり濡れているものの、サイクリングにはちょうどいい気温。
対岸に見えるはゴールの大阪・関西万博会場。夢舞大橋は乗車不可につき、会話を楽しみながら押し歩き。
大阪・関西万博では、一定期間ごとにテーマが掲げられ、取材時のテーマは「未来のコミュニティとモビリティ」(5月15日~ 5月26日)。
これに伴い、英国パビリオン内の特設ステージでは同日、都市のライフスタイルやこれからのコミュニティとモビリティの可能性について考えるトークイベントが開催されることに。
パネラーとして、2025年大阪・関西万博英国政府代表のキャロリン・デービッドソンさん、ブロンプトンチーフマーケティングオフィサーのクリス・ウィリンガムさん、ブロンプトンジャパンカントリーマネージャーの矢野大介さんが登壇。会場に集まった110名(内メディア関係者17名)の参加者と一緒に、海外と比べた日本の自転車事情、現状の問題点からその解決方法まで、深い内容のトークセッションが繰り広げられたのでした。
この日、大阪・関西万博会場内、英国パビリオンではトークセッションも開催された。
Radio Ruedaの落合友樹さんがファシリテーターを務めるトークセッションには3名のパネラーが登壇。
2025年大阪・関西万博英国政府代表のキャロリン・デービッドソンさん。
ブロンプトンチーフマーケティングオフィサーのクリス・ウィリンガムさん。
ブロンプトンジャパンカントリーマネージャーの矢野大介さん。
トークセッションがおこなわれた会場はブロンプトンの展示スペースに。
トークセッション後は展示エリア(ビジターエクスペリエンス)のツアーに参加。マスコットキャラクターのPIXに遊んでもらう。
英国パビリオンの売店コーナーに展示されていた特別仕様のBrompton × Liberty Cライン。郊外の花壇にインスパイアされたというこの貴重なモデルが当たるチャンス!? 気になる方は会場へ!
問:ブロンプトンジャパン
https://jp.brompton.com/