スリットの入った流線型のシルエットが目を引く東京発の折りたたみ自転車「iruka」。そのウェブサイトが全面リニューアルし、公開されました。
以下、プレスリリースより。
今回のリニューアルでは、テスラやレッドブル、ハズブロといった多くの世界的な有力ブランドを含む、全世界で500万を超えるマーチャントが採用していることで知られるカナダ発の世界最大級のEコマースプラットフォーム「Shopify」を基盤として利用し、irukaの全ての製品を全世界からオンラインで注文できるようになりました。
多言語対応も大幅に拡充し、従来の日本語と英語に加えて、簡体中国語、繁体中国語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、インドネシア語の9ヶ国語に対応しています。対象言語は今後も順次追加していきます。
オンラインで注文されたirukaは、定められた手順に従って正規販売店によって注意深く整備された上で発送されます。日本と台湾においては、購入者が注文時に整備と発送を担当する販売店を選択できる仕組みを導入しました。
代金の決済は、VISAなど主要なクレジットカード、PayPal、Apple Pay、Google Pay、およびShopifyが提供する決済サービスであるShop Payに対応しています。購入者には、注文した商品のサイズと配送先の地域に応じた送料がかかりますが、当面はイルカがその全額を負担します。
irukaは、街乗りに最適な優れた走行性と、折りたたみ時の収納性・携行性を革新的に進化させた「トランスフォーマー自転車」です。10年の開発期間を経て2019年夏にまず日本で発売され、延べ17ヶ国へ出荷されてきました。
これまでの出荷台数の約半数が海外向けであるなど、その極めて高い機能性と、ミニマルで洗練された美しさが、国境を越えて高く評価されています。
以前から、販売店が存在しない国や、店舗が遠方にしかない地域の消費者から寄せられていた「オンラインで購入できないか」という要望に応える形で、今回のリニューアルでオンライン注文機能を付加しました。
また、より多くの国や地域で実車に触れられるよう、引き続き販売店ネットワークの拡大にも取り組んでいきます。ウェブサイト上には販売店募集のページも設けています。
イルカ創業者/代表取締役の小林正樹は次のようにコメントしています。
『irukaというブランドは、その折りたたんだ姿のように小さいままでいながら、同時に世界中で愛されるグローバルな存在でありたいと願っています。
僕はそれを「スモール small」と「グローバル global」をかけ合わせた「スモーバル smobal」という造語で表現していて、今回のウェブサイトリニューアルはirukaが「よりスモーバル more smobal」になるための大切な一歩です。
irukaを買ってくれた人が、見知らぬ街を走るirukaの写真を送ってくれたり、ソーシャルメディアに載せてくれたのを目にすると、自分の子どもが遠くの土
地で活躍しているのを人づてに聞いたような、温かな、誇らしい気分になります。
今回のリニューアルを通じて、そんな瞬間がさらに増えていくことを願っています。
あ、そうそう。送料はしばらくのあいだ我々が全額負担しますが、いつまで続けるかは僕にもわかりません』
株式会社イルカについて
株式会社イルカは東京に本拠をおく折りたたみ自転車メーカーです。創業者の小林正樹が、自身が創業メンバーの一人として設立に携わり上場に導いたインターネット企業で財務担当役員を務めていた際に折りたたみ自転車を購入したことをきっかけに、「世界一イケてる折りたたみ自転車を作る」というアイデアに取り憑かれ、自転車業界での経験が一切ないまま創業しました。会社概要は「会社について」をご覧ください。創業からiruka発売までの経緯は「開発ストーリー」をご覧ください。
問:イルカ info@iruka.tokyo