「漆と遊ぶ」―暮らしとアウトドアをつなぐ漆のカタチ展―

漆器とアウトドアを融合させた、漆芸家・菊池麦彦氏の作品展&「自転車+コーヒー」を体験できるイベントが、東京都港区の「Life Creation Space OVE」にて開催される。

作品展は2022年9月14日(水)〜10月10日(月)、サイクリングイベントは10月10日(月)。

以下、プレスリリースより。

漆を用いたMTBフレーム、アウトドアマグ、釣り具などを制作する菊池麦彦氏の展示会を開催いたします。会期中には漆マグでコーヒーを入れて体験するサイクリングイベントを予定しています。

漆は軽さ、熱伝導率の低さ、殺菌作用などアウトドアでの携行性と衛生面で必要とされるさまざまなメリットを併せ持つ優れた素材です。

菊池氏は、漆の可能性を探求しながら新たなデザインと異素材を使った製品づくりに取り組んできました。原料には国内では貴重になりつつある茨城県・奥久慈産の良質な漆を使用しており、2011年からは植栽を通じて産地の保全活動に取り組むなど日本の漆文化を守る活動にも力を入れています。

会期中は漆製品の展示と販売会、体験型イベントを実施。

「伝統工芸である漆を、遊びを通してもっと身近にもっと気軽に使ってもらいたい」というコンセプトで製作され、さまざまなフィールドでの実用に耐え、贅沢なひとときを過ごすための作品を間近でご覧いただけます。

自然の恵みから生まれ、すべてが天然素材で作られた漆器の魅力を感じてみてください。

 

「飾りもの」ではなくフィールドで「使うもの」として

古来より日本人の生活に欠かせない道具として愛されてきた漆器。その起源は縄文時代にまでさかのぼることができます。食器のみならず、装飾品や耐久性が必要となる武具、仏像や寺院建築などの仕上げ塗料として、生活のさまざまな場面で使用されてきました。日常使用に耐える実用性と伝統の中で培われた日本的な美意識を具現化する手法として、漆は今なお日本のライフスタイルを支え発展を続ける温故知新な素材なのです。
 

漆芸家 菊池麦彦氏プロフィール

奥久慈漆生産組合 組合員
NPO法人 壱木呂の会 理事
奥久慈漆林生産者

略歴
2014年 さいたま市岩槻区に漆アトリエを新設
2011年 常陸太田市に麦工房漆林を造成
2010年 東北芸術工科大学美術科工芸コース漆芸専攻卒業
茨城県常陸太田市に陶・漆工芸 麦工房を新設
1985年 埼玉県さいたま市生まれ

「漆器と愉しむアウトドアコーヒー」散走体験!

イベント最終日は、菊池麦彦氏とともにOVEの近所で散走体験。漆マグカップKiiKを片手にアウトドア気分を盛り上げましょう。店舗でも使用する無農薬栽培の「バイシクルコーヒー」を屋外で楽しみます。

青山でアウトドア体験?と思われることかと思いますが、都心には意外と緑がたくさんあるのです。この日は木立の下でカップ片手にコーヒーをまったりいただく以外にも、「都心の公園でこんなことが!?」というまさかの、驚きの体験をバイシクルコーヒーでご協力いただくサンウエスト様にご用意いただきます。

協力:有限会社SUNWEST(バイシクルコーヒー)

日時:2022年10月10日(月)
午前の部10:00〜12:45/午後の部14:00〜16:45
集合解散:OVE(港区南青山3-4-8)
参加費用:2500円(税込)当日受付時にお支払いください
募集人数:各回4人
申込締切:2022年10月7日12:00
備考:参加費には自転車、ヘルメット、グローブのレンタル料、イベント中の飲食費、保険料が含まれます。
バイシクルコーヒーブレンド豆200gのお土産付き!
本イベントでは主催者が映像制作会社と共に記録として写真および動画の撮影を行います。これらの素材は広報活動に使用いたします。Youtube等の外部メディア掲載される場合がありますので予めご了承ください。

申込方法:店頭申込→サイクルライフコンシェルジュへ
電話申込→03-5785-0403
WEB申込&詳細はこちら

問:Life Creation Space OVE
https://www.ove-web.com/

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