大地を踏みしめるがごとく、シューズの底でしっかりとペダルを捉えれば、走りの質は格段に向上。足元のアイテム選びは、大人〈MTBer〉のたしなみです!
使用するシーンに合わせてさりげなくアップグレード
山道の走行に最適化されたMTBといえども、つき合い方は乗る人次第。タイヤのクッション性を活かして快適な移動ツールとして使用する人もいれば、週末の山道散歩やレース&イベントでライドを楽しむ人もいることでしょう。
いずれの場合も、走りの要となるのはシューズ&ペダルのセレクト。モテ男はどんなときにも足元のおしゃれを疎かにしませんからね。
ところがどうして、自転車男子はついぞレーシング系アイテムに引き寄せられがち。
でも〈いかなるときもヤル気満々〉ってどうなのでしょう? そこは大人のたしなみで、TPOに合わせたコーディネイトを試みたい。機能で選ぶ、デザインで選ぶ、カラーで選ぶ。
1台のMTBに対して、シチュエーションに応じたアイテムを組み合わせてみるのも、ツウっぽくて◎。
〈男は黙って1点主義〉もいいですが、フレキシブルにスタイルを楽しむ、令和のマウンテンバイカーを気取ってみませんか?
いつでも気軽に乗りたいフラットペダル派に
街散歩や通勤・通学にぴったり
SHIMANO
PD-EF205
アルミボディにグリップ力を高める樹脂製プレートを装備。革靴での通勤にも適したフラットペダル。
PDEF202同様豊富なカラーラインアップで愛車とのコーディネイトも楽しめる。
重量:612g
価格:4543円(税別)
街乗りはもちろん里山散歩でも活躍する
SHIMANO
PD-EF202
カジュアルなスタイルでの街乗りや里山散歩に最適な軽量アルミペダル。
シューズとのフィット感を高める凹型形状のボディと一体成型されたピンにより安定したペダリングを実現する。
価格:4054円(税別)
重量:512g
フラットペダルでの カジュアルライドに最適
SHIMANO
ET3
剛性の高いミッドソールが踏む力を無駄なく伝え、ソールのブロックパターンがペダルをしっかりグリップし、歩行時の快適性も実現する。
フラットペダルとの相性抜群のカジュアルサイクリングシューズ。
価格:8500円(税別)
サイズ:36~48
重量:332g(サイズ42、片足)
長く快適に走りたいビンディングペダル派に
トレイルでのSPDデビューにおすすめ
SHIMANO
PD-ME700
ワイドなプラットフォーム&一体化されたケージを採用することで、安定したペダルのキャッチとコントロール性の高さを実現。
幅広いシチュエーションで活躍する両面SPDペダル。すっきりとしたデザインとコストパフォーマンスの高さも◎。
価格:5374円(税別)
重量:540g
長時間のトレイルライドがグッと楽になる
SHIMANO
XC1
シンプルで扱いやすいベルクロストラップを採用。軽量で通気性も高く、ツーリングやオフロードライドを快適に楽しむことができる。ラバーソールが歩行時にグリップ力を発揮する。
価格:1万1000円(税別)
サイズ:38~48
重量:334g(サイズ42、片足)
悪路でもストレスのないペダリングを実現
SHIMANO
PD-M8120
カジュアルなトレイルライドからタフなレースまで、エキサイティングなライディングをサポートしてくれる両面SPDペダルの上級仕様。
ケージ一体型のペダルながら、軽量かつ泥詰まりしにくいデザインを採用することで、高機能を実現した。
価格:1万1177円(税別)
重量:438g
レースシーンでも高いパフォーマンスを発揮
SHIMANO
XC3
抜群のフィット感が特徴のMTB向けシューズ。XCレースに対応するパワー伝達効率の高さに、BOAダイヤルの採用による調整や脱ぎ履きのスムーズさが加わりロングライドにも最適。
価格:1万5000円(税別)
サイズ:36~48
重量:332g(サイズ42、片足)
夏場のアウトドアシーンで大活躍
SHIMANO
SH-SD501
暑い季節のサイクリングを快適に楽しむことができるSPDペダル対応サンダル。ペダリング性能の高さはもちろん歩きやすさも◎。山散歩やキャンプツーリングにもうってつけだ。
価格:1万5000円(税別)
サイズ:38~48
重量:396g(サイズ42)
問:シマノ自転車お客様相談窓口
https://bike.shimano.com
イラスト:田中 斉
『MTB日和』vol.43(2020年8月発売)より抜粋