これまで、自転車通勤をしようしようと思いながら、たまーにしか自転車通勤をしていなかった編集部ヨコキです。
というのも、通勤に利用する路線が都心に向かうにもかかわらず、行きも帰りも座れるという快適な路線だったから。寝たり、本を読んだり、スマホを操作したり……のんびりとした時間を過ごせるのですから、その快適さにはなかなか抗えません。
しかし、昨年春の緊急事態宣言をきっかけに、なんとなく自転車通勤に切りかえてみたところ、流れが変わりました。
それまでは、たまにだったからか、11kmの道のりを「会社遠いなー。半分くらいだったらいいのになぁ」と感じていたのですが、日々続けていると距離に慣れるから不思議です。
同じように、それまでは「自転車で出かけるの面倒だなー。電車だったら寝られるのに」と思っていたのに、最近では「電車に乗るの面倒だなー。駅まで歩くのだるいなー」と感じるように。
自転車に乗る人はこうして、自転車移動距離の目安を50km、100km、200kmと延ばして行くのでしょうか。慣れって怖いですね。
前置きが長くなりましたが、自転車通勤を始めてから使ってみて、いまや欠かせない存在となった便利アイテムを紹介します。
その1
mocaのカップホルダー
前から存在は知っていたものの、そもそもボトルケージも使っていないし、飲み物はバッグに入れておけばいいや、と必要性を感じていませんでした。
ところが、毎朝会社近くのコンビニでコーヒーを買い、そこからはコーヒー片手に自転車を押し歩く……というのが面倒になりまして。
そこでこのカップホルダーをためしてみたわけです。
乗っている自転車の雰囲気にはこのゆるさが合いそうですし。
それからはもう、日々大活躍。編集部号のブルーノとブロンプトン、どちらにも取り付けております。
ただし、そーっと運転しないとコーヒーが吹き出しますし、この前はペットボトルを入れて段差を通過する際に、ペットボトルが吹っ飛んだので購入をご検討の方はお気をつけください。
ヨコキが使用しているのはこちら(サイズ違いもあります)
moca Cup Holder 02
https://www.moat.jp/moca/product/cph01/
その2
サイクルテックIKDのスソ・パッチン
自転車用ウエアで自転車に乗る人には必要ないかもしれませんが、普段着派には欠かせないスソバンド的なもの。
スポーツ自転車はいわゆるママチャリと違い、チェーンがむき出しになっているので、「スソが汚れた! 巻き込まれた!」という経験をしている人も多いのでは? 私は油断してよくズボンのスソを汚していました……。
一般的なスソバンドはスソをぐるりと巻くものが多く、締め込み具合と足の動かしやすさの調整がしづらいことがあります。それがちょっと面倒で使っていませんでした(だから汚す……)。
このスソ・パッチンは、スソをぐるりと巻くのではなく、アームクリップ(?)のようにスソを引き寄せて使います。
サイクルテックIKDさんからご紹介いただき、ためしに使ってみたところ、便利すぎて手放せなくなりました。
固定の仕方に慣れるまではちょっと手間取りましたが、このアイテムのおかげで、服装を気にすることなく、ワイドパンツでもスカートでもストレスなく乗れるようになりました。
詳しくはリンク先をチェックしてみてください。
IKDオリジナル スソ・パッチン
http://www.ikd21.co.jp/ikd/items/i1952.html
Profile
編集部ヨコキ
小径車(ブルーノ&ブロンプトン)で街乗り、MTB(M-10)で里山散歩を楽しむ『自転車日和』『MTB日和』編集部員。好みの速度域は時速15〜20キロ。身長が低いうえに手足が短いため、乗れる自転車が限定されるのが最大の悩み。