大人たちが大好きなMTBは、子どもだって大好きです。パパとママは童心に帰って、キッズたちはあるがまま、大自然の中で思いっきりライドを満喫しちゃいましょう!
お父さんはトレイルライドを、受験を控えた中学3年生の和人くんは勉強を頑張りながらダウンヒルを楽しんでいる大倉さんご一家。もちろん、小学生の弟くんたちも愛車で出かけるのが大好き。来年、中学生になる健人くんはMTBの「風を感じるところ」がお気に入り。その健人くんからゆずってもらったバイクで練習中の颯人くん、「スラロームでもっと上手く下りたい」のだとか。
チアダンスのサークルと2足のわらじを履く恭子ちゃんは登りが得意。楽しみにしていたGSCトレイルでの大会が中止になってちょっぴり残念な様子。莉子ちゃんは今年の4月にストライダから昇格したばかりながらスピードを出すのが大好き。「いまはまだ難しいけど、いつかはMTBを持っていってゲレンデでキャンプがしたい!」というファミリーの願い。叶う日はきっとすぐきます!
GSCトレイルでクルクルと走っている祥大くん。駄菓子屋さんへの足として使うなど、日常生活にもMTBを取り入れているリアルマウンテンバイカーです。東京五輪で観たBMX競技の影響もあって、現在の目標は「フロントフリップをメイクする」こと。祥大くんがもう少し大きくなったら「ふじてんや白馬で一緒にダウンヒルをしたい」というお父さんの夢、すぐに実現しそうな気配?
お父さんもキッズたちもMTBでサイクリングに出かけるのが大好き。高志くんは「自転車で虫を観察しにいく」のが趣味。「いろいろな景色が見れて楽しい」という太志くんは新潟市まで往復60キロを走破するのが目標とのこと。この取材の日、お母さんバイクの納車日だったという浅野さんファミリー。3歳の弟くんも一緒に「家族全員で自転車旅行に出かける」夢、必ず叶いますよ。
MTB歴はすでに30年というお父さんの裕資さん。息子の幸司郎くんも小学4年生ながらそのキャリアはすでに7年というベテランマウンテンバイカーです。そんな幸司郎くん、スピードを出すような走り方はあまり好みではない様子。「のんびり、ゆっくり走る方が楽しい」とやんちゃ盛りを終えた大人バイカーのごときコメントを頂戴しました。親子で粟島サイクリング、楽しみですね。
取材協力:スポーツサイクルサカモト https://sportscycle-sakamoto.co.jp/
写真:村瀬達矢
『MTB日和』vol.47(2021年8月発売)より抜粋