『MTB日和』的 STAFF REPORT│シューズ・フレームガード

弊誌スタッフのやってみたこと、試したことの実録レポート。「MTB 日和」ならではの、バラエティに富んだトピックでお届けします。

お茶のおともにでもしていただければ幸いでございます。

今回のメニュー①

SPECIALIZED 2FO METHOD

予算や収納場所の問題もあるのでシチュエーションに応じてMTBを使い分けるハードルは高いですが、周辺アイテムなら使い分けできなくもない?

小柄でシューズの選択肢が限られるマウンテンバイカーでも試せそうなMTBシューズが登場。身近な場所で試してみました。

編集部 ヨコキ
トライアルレッスン特集でシーソースタンディングにチャレジしたところ、強烈なの筋肉痛に襲われ数日間使い物にならず。涼しい顔をしてできるようになる日はくるのか!?

 

見た目も価格もフレンドリー 気軽に履けるMTBシューズ

今愛用しているライドコンセプトのフルームは、ペダルにしっかり食いつく上に山の中でも歩きやすく、足をしっかり守ってくれそうな作りで安心感も抜群。「山に行くぞ!」という気分に切り替わります。

それに比べるとこの春発売されたスペシャライズドのMTBシューズは、公式サイトでも「控えめな見ため」と紹介されるほどMTB感は薄め。MTBシューズとしてはかなりのお手頃価格ですが、実際使えるのか気になりますよね。ということで使ってみました。

ソールが柔らかくペダルへの食いつきもむにゅっと。足裏の感覚が伝わる感じはいい印象。かかと部分は補強されていてサポート感がありますが、前側はキャンバス生地のみのライトな作りで、激しいライディングをする人には少し心もとないかも? 好みは分かれるかもしれませんが、脱力系ライドのわたしには、ちょうど良さそうな気がします。

乗って、歩いて、遊びにいけちゃうカジュアルシューズ

SPECIALIZED 2FO METHOD
スペシャライズド 2FO メソッドシューズ

ブラック 36(23cm)~ 45(29cm)

作りが小さめのため、公式ページでも「通常より0.5 ~1サイズ大きめ」をおすすめしている。通常22.5cmくらいのヨコキは、23.5cmでジャストフィット。

ソールには、ペダルのピンへしっかり食いつくSlipNotラバーコンパウンドを採用。ペダルを踏んでいる感覚がつかみやすい。

バーチ/ホワイトマウンテン 38(24.5cm)~ 45(29cm)

ブラック/ガム 38(24.5cm)~ 45(29cm)

キャンバス生地なので、ダウンヒル系のハードなライディングでがんがん使うと一気に消耗しそうな気もしますが、日常使いからライトなトレイルライドでの使い勝手は良さそうです。

気負わず使えるので、身近な場所でのトライアル練習にはもってこい。整地されたパークとの相性も良い気がします。お手頃価格だし、気を使わずに使い倒すというのもあり?

今回のメニュー②

All Mountain Style Frame Guard XL

オフロードを走るMTBですから、多かれ少なかれフレームに傷はつくものです。これまで何台か乗り継いできましたが、傷や小さな凹みを気にすることなど特になく……が、カーボンともなると心境はちょっと異なります。ということで今回は、フレームを保護できるアイテムを。

編集 トライジェット
取材のため新潟へ久々の遠征。この地を訪れるたびに清々しい気持ちになれる理由は? ローケーションはもちろん、ローカルライダーみなさんの人間性が豊かだから!

大切な愛車を保護する丈夫なフレームガード

場所によっては保護用シートを貼っていたのですが、完全に油断していました。気がつけばトップチューブに塗装のチップ欠けが複数箇所できているではないですか( 涙)。

以前は「フレームの傷など勲章みたいなものよ」くらいに思っていたのですが、それはあくまでスチールやアルミといった金属フレームの話。樹脂フレームの場合、厚めの塗装によって紫外線から保護されていることを踏まえると、チップ欠けとはいえ、あまり好ましい状態ではありません。なによりも視界に入る度、じんわりと心が痛みます。

そこで「いっそのことカスタム気分でフレームガードを使ってみよう」と〈転んだ後の杖〉的にこのオールマウンテンスタイルのフレームガードに手を伸ばした次第です。

基本となる貼り方の例はメーカーのウェブサイトに掲載されていますが、どうやらアレンジはユーザー次第のようです。というわけで今回、フレームガードを貼る場所はチップ欠けが集中しているトップチューブをメインとしました。

併せてセット内容を熟考しながらシートステイとシートチューブ裏もさりげなく保護。結果、モヤっとしていた気分もきれいに晴れて俄然、乗る気が湧いてきました。バイクのケアはもちろん、心のケアにも有効なこちらのアイテム。できれば〈転ばぬ先の杖〉として使って頂きたい!

転んだ後でも備えておきたい愛車を守る先の杖

All Mountain Style Frame Guard XL
オールマウンテンスタイル フレームガードXL

価格:4730 円(税込)~
カラー:ブルーターコイズ、ドロップスホワイト、グリーン、シルバー、オレンジほか、
グラフィック系も多数
材質:380ミクロンセミリジッドPVC(ハニカム構造)
セット内容:10ピース
マテリアルに半硬質PCVを採用した耐衝撃性、耐摩耗性に優れたフレームガー
ド。XLは配置の仕方によってフレームのさまざまな箇所を保護できる形状の異な
る10ピースのセット。
問:ラブバイクス http://www.lovebikes.net/

貼り付ける部分の汚れや油分を中性洗剤で確実に洗い流し、ウエスなどで水分を拭き取ってから配置していく。

トップチューブに塗装のチップ欠けが複数箇所。転倒時にドロッパーポストのレバーでつけた傷、知らない間についていた原因不明の傷も(跨ぐときor 降りるときにシューズのクリートが当たったとか?)

保護性能が期待できる厚手のハニカム素材ながらトップチューブの肩部分やシートチューブなど、湾曲した箇所にもピタッとフィットしてくれる。

今回はトップチューブをメインとし、シートステイとシートチューブを保護できるように貼ってみましたが(ザスカーはダウンチューブにケーブルが露出しているため)下り系バイクの場合、ダウンチューブ下面を保護する例が多くみられる。

『MTB日和』vol.53(2023年7月発売)より抜粋

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