重い荷物から解放される! 背負わず・気負わずを叶える特別便

国内外から注目されるサイクリストの聖地「しまなみ海道」。島々を巡る際に嬉しい手荷物の即日配送サービスが登場。尾道を起点に手ぶら観光サイクリングをレポート!

多くのサイクリストに愛されるサイクリングロード「しまなみ海道」。その本州側の起終点が尾道だ。旅の玄関口でもある尾道駅から徒歩3分の場所に位置するレンタサイクルステーション「尾道ベース」が、諸島内で宿泊するレンタサイクル利用者に向け、即日の集荷と配送を行うサービス「しまなみ 手ぶら便」を開始。これにより、レンタサイ クルと手荷物配送の予約が1箇所で済み、宿泊用の荷物を尾道ベースへ持ち込むだけという気軽さで、しまなみ海道サイクリングを手ぶらで満喫できるようになった。

専用のWEBページが新しくなり、予約も 簡単なことから、はやくも利用者が増えているという。自分の自転車や他店のレンタサイクルを使って走る場合でも「しまなみ手ぶら便」のみで利用できるほか、宿泊施設が複数箇所になる〈アイランドホッピング〉を楽しむ場合にも利用できる。今回は実際 に1泊2日の日程でサービスを体験。荷物のことを気にせず、しまなみ海道サイクリングを身軽に満喫したいなら試してみる価値があるサービスだ。

レンタサイクルを予約後、しまなみ手ぶら便の予約ページから1泊2日往復分の配送を登録。スマートフォンからも簡単に利用できる。

宿泊用の荷物を持って尾道へ。

尾道ベースで荷物を預けレンタサイクルを借りる。事前予約しているため、手続きがスムーズ。

手ぶらでサイクリングスタート。荷物がないから快適そのもの。「行ってきまーす!」

しまなみ海道を存分に満喫。身軽なため、夕方まで走り続けても気分は最高!

宿泊施設に到着後、しまなみ手ぶら便が届けてくれた荷物をGET! 宿泊施設には荷物が届くことを事前に伝えておくと安心。

チェックアウト時に荷物を宿泊施設に預ける。ここでも先にしまなみ手ぶら便がピックアップに来ることを伝えておくのがベター。

2日目も多島美を楽しみながら、手ぶらで爽快にサイクリング。

無事尾道ベースに到着。レンタサイクルを返却し、しまなみ手ぶら便で運ばれた荷物を受け取る。

しまなみ海道と尾道ベースに別れを告げて帰路へ。「また来ま〜すっ!」

尾道ベース しまなみ手ぶら便
価格:1500円〜(税込)/1個
● 即日配達便(要WEB予約)
● 送り状の手書き不要
● サイズは三辺合計160cm、重さは15kg以内

問:尾道ベース
tel 0848-21-5120
https://teburabin.com/
 

 しまなみ海道(尾道〜生口島+αエリア)
おすすめスポット&グルメ

Tutuyuのプリン(尾道)
尾道駅から少し離れた場所にあるため、自転車が便利。甘すぎず、サイクリング前の腹ごしらえにちょうど良いサイズ感。
 

後藤鉱泉所のラムネ(向島)
尾道から向島(むかいしま)へは渡船で。渡るとすぐにアクセスできるラムネの名店へ。ハジける美味さの地ラムネは必飲。
 

因島大橋(いんのしまおおはし)の橋桁
バイク・自転車・歩行者が通れる" 空のトンネル"。途中に向島と因島の境目標識があるのでお見逃しなく。
 

はっさく屋のはっさく大福(因島)
地元のジューシーなはっさくが入った手作り大福。程よい酸味と甘味のバランスが絶妙。因島大橋を眺めながら休憩できる。
 

ドルチェのジェラート(生口島)
レモンの産地生口島(いくちじま)。世界最高峰のイタリア製マシーンで練られたジェラートには、サイクリストのファンも多い。
 

岡哲商店のコロッケ(生口島)
しおまち商店街の人気店。その場で揚げてくれる黄金色のコロッケとおばあちゃんの笑顔に、旅の疲れも癒される。
 

カラフルなマンホール(生口島)
尾道市立大学の学生が、しおまち商店街を見下ろしているイメージでデザインしたマンホール。たくさんあるので探してみよう。
 

アートのしま(生口島)
生口島には、個性豊かな17点の現代アー ト作品が点在している。作品ではないが、レモンの島ならではの黄色いポストが存在する。
 

渡船のある風景(各地)
しまなみ海道では船が日常的な移動手段として使われている。自転車はリーズナブルな料金でそのまま載せることができる。
 

岩城橋(ゆめしま海道)
生口島から船で渡れる岩城島と生名島を結ぶ、今年3月に開通した斜張橋。これにより「ゆめしま海道」が楽しみやすくなった。

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