これから自転車ライフをはじめる人も、新たな楽しみかたを模索している人も、「運べる」仕様に注目です。便利で快適なだけでなく、楽しみかたの可能性が劇的に広がること間違いなしです。
運べる仕様の愛車とともに日常も非日常も満喫しよう
通勤・通学などの日常使いから、休日のサイクリング、旅などの非日常まで、幅広い付き合いかたができるスポーツ自転車。のんびり走るもよし、スポーツとしてがんばって走るもよし。自由な選択ができるところも自転車の魅力といえます。
そんな自転車との生活をより便利に、楽しみかたの幅まで広げてくれるのが「運べる」仕様へのカスタマイズです。キャリア+バスケットで普段使いをしたり、キャリア+パニアバッグで旅に出たり、バイクパッキングスタイルでキャンプをしたり。愛車にひと手間かけるだけで、その使い勝手は格段に向上します。
シンプルなスタイルと豊富なカラーバリエーションで人気の「イーエムサイクルズ」のクロスバイクは、各所にダボ穴が装備され、「運べる」仕様化もラクラク。ここでご紹介するふたつのスタイルを参考に、あなたなりの「運べる」仕様を目指してみてください。
!CYCLES C101! C101!
イーエムサイクルズ C101!
価格:6万4900円(税込)
サイズ(適応身長):40cm(150~165cm)、45cm(160~175cm)、50cm(170~185cm)
フレーム素材:アルミ変速:3×8speed
タイヤサイズ:700×35C
重量:11.7kg(40cm)、12.0kg(45cm)、12.2kg(50cm)
カラー:アイボリー、ライトブルー、グリーン、オレンジ、カーキ、ネイビー
さまざまなシーンにとけこむデザインや日本人の体格に合わせたフレーム設計でオーナーのライフスタイルに寄りそうクロスバイク。アフターパーツの装着を可能にするダボ穴を装備するため、カスタマイズも楽しみやすい。
自転車に「運ぶ」ための装備がない場合、ショルダーバッグやバックパックなどを利用して、自分で荷物を背負う必要があります。
ちょっとした移動ではそこまで不便を感じないかもしれませんが、荷物の量や走る距離によっては体に負担がかかり、せっかくのサイクリングが苦痛なものになることも……。気温が上がる日は汗もかくため、できれば荷物は身に付けずに走りたいものです。
荷物を気軽に放り込める気負わないスタイルが魅力
自転車にキャリアを装着する積載方法。キャリア単体で荷物を固定するスタイルや、キャリアにバスケットを装着するタイプ、パニアバッグを装着するタイプなどがある。荷物をそのまま載せるだけで運べるバスケットタイプが日常でのお手軽感は抜群。フロントだけでなくリアに装着できるタイプもあり。
【使用アイテム】
キャリア:ギザプロダクツ YFA-23Gフロントキャリアー(税込6050円)
バスケット:ギザプロダクツ AL-N04 ウッドボトムバスケットS(税込7370円)
フレームバッグ:アデプト デルタフレームバッグ(税込4180円)
ツールケース:トピーク ケージパック(税込5390円)
スタンド:ギザプロダクツ アジャスタブルダブルレッグセンタースタンドCL-KA56(税込4180円)
ブレーキ台座とフォークセンターの3 点で固定するフロントキャリアにバスケットを装着。ウッド調の樹脂製底板がおしゃれな雰囲気を醸し出す。
カギなどの小物収納に便利なフレームバッグ。ボトルケージにはツールケースをセット。
荷物積載時は、安定感を高める2本脚タイプのスタンドがおすすめ。
冒険気分を手軽に味わえるパッキングスタイル
ストラップ等で固定するバッグを使用した「バイクパッキング」と呼ばれる積載方法。ダボ穴のないフレームにもバッグが装着できるため、さまざまな車種での応用が可能。フレームバッグやサドルバッグは、フレームのサイズよって取り付けできるスペースが限られるため、サイズ選びに注意が必要となる。
【使用アイテム】
ハンドルバーバッグ:トピーク フロントローダー 8L(税込1万2650円~1万3200円)
ケージ:トピーク ヴァーサケージ(税込4290円)
トップチューブバッグ:トピーク トップローダー(税込5830円~6160円)
フレームバッグ:トピーク ミッドローダー 3L(税込7700円~8030円)
サドルバッグ:トピーク バックローダーX 10L(税込1万4850円)
横揺れ防止アタッチメント:トピーク バックローダーウィッシュボーン(税込5610円)
ツールケース:トピーク ケージパック(税込5390円)ほかボトル&ボトルケージ等
ハンドルバーバッグはハンドル操作やシフト・ブレーキ操作を妨げないよう、サイズ選びやセッティングに注意。
フレームのさまざまな箇所に取り付け可能なケージをフォークに装着し、折りたたみイスをセット。
トップチューブバッグは財布などすぐに取り出すものの収納に便利。フレームのスペースを有効活用できるフレームバッグは普段使いもしやすい。
サドルバッグは大物の収納がしやすいが、タイヤとのクリアランスに注意して形状や容量を選びたい。
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自転車+キャンプがぐんと身近な存在に
アイテム選びと装着方法を工夫すれば、宿泊キャンプも朝飯前!? 仲間と装備を分担すれば、キャンプツーリングの楽しみも広がりそうです。
「どこになにをしまおう?」と収まりのよい配置を試行錯誤したり、軽量でコンパクトなアイテムを物色したりするのもバイクパッキングの楽しみのひとつ。
まずは身近なキャンプ場でお試しアウトドア。パッキング術を習得したら、遠方まで足を延ばして本格的なBike&Campにチャレンジしてみては?
問:マルイ
☎078-451-2742
https://em-cycles.com/