身長別 小径車試乗インプレッション(2020)Part.5

「タイヤが小さい」という共通点のみでカテゴライズされる「小径車」。速さを追求するロードバイク、未舗装路に特化したマウンテンバイクなどと違い、その用途はモデルによって実にさまざまです。そこで、タイプの異なる3人のライダーが実際に試乗。体格や志向の違いも、愛車選びの参考になるはずです。

LOUIS GARNEAU EASEL ADVANCED 1

ルイガノ イーゼルアドバンス 1

正統スタイルでマルチユースな451 ミニベロ

クロモリ製のダイヤモンドフレームに、451 の大径ホイールをセットした小径スポーツ。

ロングホイールベースで直進安定性に優れ、適度なしなりが長距離走行時の疲労を軽減する。タウンユース向けの機動性やフェンダー等の実用パーツを備えながら、スポーツライドもこなせる万能な仕様だ。

スタンダードな形状のため、身長に応じた3サイズを展開する。

フレーム素材:クロモリ
タイヤサイズ:20×1-1/8
変速:2×8speed
フロント歯数:50/34T
リア歯数:11-32T
ホイールベース(実測値):975mm
重量:10.7kg(460mm)

価格:8万5000円(税別)
問:あさひホールセール部
https://www.louisgarneausports.com/
 

試乗したのはこちらの3人

グリーンサイクルステーション Say-Gさん

身長:182cm
股下:87cm
腕の長さ:76cm

公私ともにミニベロに親しむ、神奈川県横浜市にある小径車専門店の店長。プロならではの視点で各車をチェックする。最近ハマっているものは自重トレーニングとコンビニのサラダチキン。
 

編集 トライジェットさん

身長:173cm
股下:80cm
腕の長さ:72cm

姉妹誌『自転車日和』&『MTB日和』では車体のほか、周辺アイテムのインプレッションも担当。最近ハマっているのは「カーボンプレート入りシューズ」で、ランニング用もMTB用もすでに入手済み。
 

石井 美穂さん

身長:153.5cm
股下:72cm
腕の長さ:64cm

ロードバイクからMTBまで、身長に対して大きめのモデルも乗りこなす。自転車愛あふれるレビューは女性や小柄な人も必読! 最近ハマっているのはスパイスカレー作りと、新たに迎えた7歳の中年猫。
 

乗車ポジションチェック



試乗したMサイズの適応身長は160〜175cm。180cm台でも余裕を持って乗りたいビギナーなら試す価値あり? 手が小さい150cm台では、フレームが大きいだけでなくブレーキレバーも遠く感じる。

 

IMPRESSION

大:グリーンサイクルステーション Say-Gさん

試乗したMサイズは、私の身長では前傾すぎないゆったりポジション。タイヤは転がりとグリップ力を備えており、クロモリフレームも程よくギャップを抑えてくれます。

クセのないハンドリングでストレスなく安心して走れるので、ドロップハンドル初心者にもオススメ。

フロントダブルのワイドなギアと前後フェンダーを標準装備しているので、オプションでキャリアをつければ、ちょっとした旅なども楽しめそうです!

中:編集 トライジェット

古き良き時代のツーリング車が持つムードをそのまま小径車のスケールに落とし込んだフォルムは好感度大。650×38Aのランドナーはちょっと本格的すぎて……と抵抗感を持つ人でも気軽に乗り出せそうです。

対する乗り味は見た目以上にガチッとしていて、少々ラフに扱ったところでくたびれるようなことはないでしょう。旅のパートナーとして、デイリーユースのパートナーとして、大活躍してくれそうです。

小:石井美穂さん

カラーリングなど、見た目は1970年代ごろのヴィンテージバイクっぽいですね。

残念ながら試乗車は私には合わないサイズでした。小柄な方は適応身長150〜165cmのSサイズを試してみてほしいところですが、Sサイズでも、人によってはステムやハンドルなどのパーツ交換をしたほうがいいかもしれません。

タイヤは悪路走行にも対応できるタイプで、ちょっとした砂利道や河原のサイクリングロードでも快適そう。

 
文:鈴木絢子 写真:奥村純一、村瀬達矢
 
※『折りたたみ自転車&スモールバイクカタログ2020』(2020年3月発売)より抜粋
2021版は3月31日発売です!

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