ブライアンの自転車備忘録 vol.12 歴史からみる独善的未来予想—前編
究極にシンプルながら、かくも奥深き乗り物、自転車。楽しみ方から歴史、モノとしての魅力、そして個人的郷愁まで。自転車にまつわるすべてに造詣の深いブライアンが綴る「備忘録エッセイ」です。 今やスポーツバイクは 「現代のママチャリ」だ! んなわけねーだろ……のツッコミは十分覚悟。第7回でチラっと触れましたが、対極にある自転車への思いから、自転車の未来予想まで独善に走って2回にわたっての連載です。長くなりますが、よろしくお願いします。 以前ジュニアスポーツについて記した際、自転車産業史を自分なりに調べたり、いろん ...
経年劣化と戦うスポーツおやぢの「朝サイ」記 その8
テーマを見つけて朝サイを楽しむ 朝サイのテーマ 庚申塔めぐり……(その2) 僕の住むさいたま市周辺には、昔ながらの街道がいくつも存在する。古くは鎌倉街道、そして中山道。そんな昔の人々の往来を想像しながらのサイクリングもまた楽しい。街道沿いに点在する庚申塔。実はそれは重要な役目をはたしていたのだ。 江戸から京都迄約500kmの道のり、ふつう歩くと2週間かかったというから、休日なしで毎日35kmも歩くことになる。しかもこれは東海道の話なので、中山道だともっと距離が伸びるはず。“ふつう”と書いてあったが、現代人 ...
難易度の異なるコースがそろう、初⼼者・初級者向けのトレイルが九州初上陸︕
大人気のMTBフィールド「トレイルアドベンチャー」が、いよいよ九州に登場!佐賀県の⻑崎九州道「東脊振IC」からクルマで約8分の好⽴地にある複合型アウトドア施設「アドベンチャーバレーSAGA」内に、2021年3⽉12⽇(⾦)にオープン予定だ。 よこはま、フジに続き、3箇所⽬となる「トレイルアドベンチャー・吉野ケ⾥」。福岡県や熊本県からもアクセスの良い魅力的な⽴地となっている。設計は世界中で数々のトレイルを手がけるスイスのアレグラ社に依頼。 グリーントレイルは森の中をクルージングするように、ブルーとレッドトレ ...
トレイルアドベンチャー・フジによる「富士山麓の里山ガイドツアー」
冬季クローズ中のパーク「トレイルアドベンチャー・フジ」が、里山ガイドツアーを開催中。 富⼠⼭の麓の⾥⼭にて、その昔、⽊の伐採の際に使っていた作業道(オフロード)をe-MTB(電動アシスト付きマウンテンバイク)で突き進む! ツアー中は常に富⼠⼭が近くに感じられ、天気が良い⽇はその雄⼤な姿を眺めながら⾛ることができます。トレイル幅も⼗分にあり、e-MTBのアシストパワーですいすい登れるため、初⼼者も安⼼。⾝体もポカポカになり、冬の時期の運動には最適です! ⾃然の中での活動はリラックス効果も高く、健康的なアウト ...
温故知新 徒然MTB談話室 第10回
この日は林道を経由しながらMTBで五日市周辺をサイクリング。ときにはバイクを降りて山道を歩いてみたり、穏やかな時間を過ごした両名。走り終えたあとは、武蔵五日市駅前の山猫亭さんで恒例のランチ&トークタイムがスタート。 Profile 中沢 清(写真右) CSナカザワジム店主。西多摩マウンテンバイク友の会会長として、MTBを取り巻く環境の改善と次世代のマウンテンバイカーの明るい未来のために日々奮闘中。弊誌『MTB 日和』ではインプレッションライダーも担当。 https://nakazawagym.amebao ...
FUJIのポップアップストアが期間限定でオープン中
E-BIKEからロードバイク、シングルスピードやクロスバイクなど、FUJIのあらゆるカテゴリの商品を取りそろえたポップアップショップ『BEST SPORTS × FUJI ポップアップストア』が東京、池袋東武百貨店内に期間限定でオープン! 都心部にありながら、過去最大規模のポップアップショップとなるこちらの店舗では、常時20台以上を展示。 ハイエンドのコンペティションロードバイクから、カジュアルなクロスバイク、最先端のE-BIKEシリーズ「BOOST U」まで、FUJIならではの振り幅の広い商品をラインア ...
自転車旅を満喫できる「春の⾧良川ロードバイカープラン」
岐阜県⾧良川温泉に位置する「⾧良川観光ホテル石金」が、自転車旅のための「春の⾧良川ロードバイカープラン」を3月1日より開始する。岐阜城を始めとする風光明媚な名所溢れる岐阜千本松原公園自転車道線と温泉宿の滞在を堪能できる滞在プランだ。 愛車で全長38kmの長良川自転車道を走り抜ける旅 岐阜県岐阜市には、海津市まで約38kmに渡る「岐阜千本松原公園自転車道線」(通称「⾧良川自転車道」)が走っており、雄大な⾧良川と金華山などの自然美や名所岐阜城を望むサイクリングが楽しめる。⾧良川観光ホテル石金の目の前を通る遊歩 ...
2021 最新ハードテイル カタログ
『最新ハードテイルインプレッション』では紹介しきれなかったモデルはほかにも。最新ジオメトリーをいち早く採用、トレンドを先取りしたハードテイルが2021モデルに続々と登場しています! CANNONDALE TRAIL SE3 ドロップシートステイを採用したフレームジオメトリーで最新のトレイル事情に対応。軽快さと快適性を両立させた。 価格:13万円(税別) ■フレーム:アルミ ■サイズ:SM、MD、LG ■重量:ー ■フォーク:ROCKSHOX JUDY SILVER(120mmトラベル) ■変 ...
カーボンフレームの折りたたみ自転車「SAVANE」のニューモデル登場!
超軽量な「T700(TORAY)カーボンファイバー」素材を採用した折りたたみ自転車「SAVANE(サヴァーン)」の2021モデルが登場。ドイツに拠点を置くデザインチームが開発を手掛けたSAVANEの折りたたみ自転車。 折りたたみ部分の埋め込み式アルミ鍛造ジョイント(PAT)がカーボンフレームと一体化することで、スマートで美しいフォルムを実現した。欧州の統一規格「EN」の保証による強度もお墨付きで、折りたたみ自転車でありながら軽快でスポーティな走りを楽しむことができる。 さらに、カーボンフレームとしては衝撃 ...
買い物や通勤におすすめ! 便利でおしゃれなキャリアバスケット
インダストリアルデザインの先進国、スウェーデンのブランド「atran velo(アトランヴェロ)」からアルミニウム製チューブと竹製底版の組み合わせがおしゃれな、2種類のキャリアバスケットが登場する。 バスケットの下部にAVS(アトランヴェロシステム)を搭載することで、アトランヴェロのキャリアへワンタッチでの着脱が可能。 『アトランデュオ』は底が深いタイプのバスケットで持ち運びに便利な取っ手が付属する。 27Lの大容量で、日常の買い物にも余裕で対応。 『ベーカリー』はトレンドデザインを取り入れた底が浅めのバ ...
ブリヂストンのロングライド向けカーボンディスクロード「ANCHOR RL8D/RL8DW」
様々なサイクルライフスタイルを提案するスポーツバイクブランド「ANCHOR(アンカー)」より、ニューモデルが登場。 ロングライド向けのカーボンロードバイク「RL8」と、女性向けシリーズの最上位モデルとなる「RL8W」にディスクブレーキを搭載した「RL8D」および「RL8DW」が追加される。発売は2021年3月下旬。 ベース車となる「RL8」、「RL8W」は、長距離走行での快適性や走行性能をより身近な価格で実現したロングセラーモデル。 開発には、自転車競技トラック日本代表チームやプロチーム「チームブリヂスト ...
進化し続けるトレイルバイクの走りをチェック「ハードテイルとのつき合い方」
ヘッドアングルは寝かされ、シートアングルが立ち気味に設計される昨今のトレイルバイク。遊びの幅が広がったように感じられますが、それはどちらかというと下りに関してのはなし。 登りやすさも増していますが、それはあくまでトレイルヘッドまでのアプローチのためのものであって、クロスカントリー的な速さや爽快感が得られるようなものではありません。 逆にトライアルっぽいテクニカルな、難しいセクションをクリアしていくおもしろさは増えているように感じます。 MTBで走る気持ちよさの根源といえば、やはり下りステージ。フルサスと同 ...
ブライアンの自転車備忘録 vol.11
究極にシンプルながら、かくも奥深き乗り物、自転車。楽しみ方から歴史、モノとしての魅力、そして個人的郷愁まで。自転車にまつわるすべてに造詣の深いブライアンが綴る「備忘録エッセイ」です。 自転車用語の選び方で 相手の経歴までわかる? 多くの本誌読者の方にとって厄介なのは、文中に記される自転車独自の専門用語ではないでしょうか。わかりにくさが大きな障壁になるのは、お勉強も一緒。 分からないところが判らないので、さらに解らない。あ~あ、もっとおベンキョしておけばよかったなあ。編集ご担当者さんも、わかりやすさのために ...
進化し続けるトレイルバイクの走りをチェック 最新ハードテイル インプレッション「KONA HONZO ESD」
ジオメトリーの変化が著しい昨今のトレイルバイク事情。フルサスのみならず、ハードテイルにもその波は確実に押し寄せてきています。そこで今回は、2021モデルの中でも注目度の高い3台をピックアップ。それぞれの特徴についてさまざまな角度からチェック、本質を見極めていきたいと思います。 下りを限界まで攻めたいマウンテンバイカーに KONA HONZO ESD 2021モデルの中でも特に注目度の高いMTB、それがこのホンゾESDだ。 コナが誇る最強のエンデューロマシン、プロセスXの設計思想をクロモリフレ ...
進化し続けるトレイルバイクの走りをチェック 最新ハードテイル インプレッション「JAMIS KOMODO 29」
ジオメトリーの変化が著しい昨今のトレイルバイク事情。フルサスのみならず、ハードテイルにもその波は確実に押し寄せてきています。そこで今回は、2021モデルの中でも注目度の高い3台をピックアップ。それぞれの特徴についてさまざまな角度からチェック、本質を見極めていきたいと思います。 さらなる高みを目指すべく29インチ仕様を追加設定 JAMIS KOMODO 29 クロモリバイクであるドラゴンのテクノロジーをアルミフレームにフィードバックしたモデル、コモド。27.5プラス仕様だった従来モデルに追加す ...
進化し続けるトレイルバイクの走りをチェック 最新ハードテイル インプレッション「GT ZASKER LT ELITE」
ジオメトリーの変化が著しい昨今のトレイルバイク事情。フルサスのみならず、ハードテイルにもその波は確実に押し寄せてきています。そこで今回は、2021モデルの中でも注目度の高い3台をピックアップ。それぞれの特徴についてさまざまな角度からチェック、本質を見極めていきたいと思います。 新たなフィールドを目指し最適化されたジオメトリー GT ZASKER LT ELITE ダウンヒル、クロスカントリー、スラローム、トライアルなど数々のレースシーンで表彰台を制した輝かしいネーミング、ザスカー。 そのキン ...
アウトドアで大活躍 積載性に優れたニューモデル「LOG WAGON」
あさひオリジナル自転車ブランド「LOG(ログ)」より、積載性と安定した走行性を強化した新モデル「LOG WAGON(ログワゴン)」が発売される。 LOGは、自転車を「LIFESTYLE OUTDOOR GEAR(アウトドアライフをより楽しく、便利にする道具)」と位置づけ、アウトドアシーンに向けた多彩なモデルを展開するあさひオリジナルブランド。 新モデル「LOG WAGON(ログワゴン)」は、アウトドアシーンで必要となるたくさんの道具を安定して運ぶことができる設計。 リアキャリアは荷物の量や大きさに合わせて ...
温故知新 徒然MTB談話室 第9回
今回は今泉さんのホームトレイルに中沢さんが訪れ、ライドを楽しみながらいつもの感じで会話が……おっと、ここは「トレイル」でいいんでしたっけ? 詳しくは最後まで読んでみてください。 Profile 中沢 清(写真左) CSナカザワジム店主。西多摩マウンテンバイク友の会会長として、MTBを取り巻く環境の改善と次世代のマウンテンバイカーの明るい未来のために日々奮闘中。弊誌『MTB 日和』ではインプレッションライダーも担当。 https://nakazawagym.amebaownd.com/ 今泉 紀夫(写真右) ...
安心ライドの守り神 MTBにおすすめの携帯ポンプカタログ part.2
ボリュームあるタイヤの恩恵で、舗装路でのパンク率は低いMTBですが、山道や専用コースには段差や木の根、岩があることもあり、パンクのリスクは急上昇! ということで、ライドの必需品ともいえる携帯ポンプをご紹介。携行性で選ぶか、空気の入れやすさを重視するか。パンクしやすい・めったにしないなど、自身のライディングスタイルも考慮しつつ選びましょう! ※重量とサイズ(収納時の最大長×最大幅)は編集部による実測値です。 LEZYNE GAUGE DRIVE HV MTBに最適なハイボリュームタイプの携帯ポンプ。エアゲー ...
安心ライドの守り神 MTBにおすすめの携帯ポンプカタログ part.1
ボリュームあるタイヤの恩恵で、舗装路でのパンク率は低いMTB ですが、山道や専用コースには段差や木の根、岩があることもあり、パンクのリスクは急上昇! ということで、ライドの必需品ともいえる携帯ポンプをご紹介。携行性で選ぶか、空気の入れやすさを重視するか。パンクしやすい・めったにしないなど、自身のライディングスタイルも考慮しつつ選びましょう! ※重量とサイズ(収納時の最大長×最大幅)は編集部による実測値です。 ACOR MINI FLOOR PUMP AS3 本体が約2倍に伸びるため少ないポンピングで快適に ...
『MTB日和』的STAFF REPORT「MSC インバーテッドステム&ウルトラライトカーボンフラットバー」
弊誌スタッフのやってみたこと、試したことの実録レポート。「MTB日和」ならではの、バラエティに富んだトピックでお届けします。お茶のおともにでもしていただければ幸いでございます。 今回のメニュー ベース車両:GT ZASKER CARBON ELITE お約束とでもいうべきか、フレームを除く完成車時のパーツはハンドルとタイヤ、ブレーキを残すのみ。「だったらフレームから組めよ」状態ですが、乗りたいときが買いどき(ゆえの完成車)。少しずつ仕上げていく楽しみもありますから。今回は、コクピットまわりの見直しを。 & ...
『MTB日和』的STAFF REPORT「SHIMANO SL-MT500-IL」
弊誌スタッフのやってみたこと、試したことの実録レポート。「MTB日和」ならではの、バラエティに富んだトピックでお届けします。お茶のおともにでもしていただければ幸いでございます。 今回のメニュー ベース車両:MONDRAKER DUNE MTBにとって必需品となったドロッパーポスト。このデューンを購入したとき(2015年)はまだフロント変速が健在だったため、リモートレバーは縦押しタイプでした。しかし1×システムが主流となった現在、使いやすさを考えてもレバーは横押しタイプに変更すべきでは? I-SPEC EV ...
MTBにまったく興味のなかったスタッフがMTBを購入するまでの道のり
MTBにまったく興味のなかったスタッフがMTBを購入するまでの道のり MTB専門誌『MTB日和』の編集長を務めておりますわたくしですが、恥ずかしながらMTBには1mmも興味がありませんでした。 弊社自転車シリーズのはじまりは2003年発行の『折りたたみ自転車&スモールバイクを楽しむ!』。 『自転車日和』の創刊は2005年。それから2年が経った2007年がわたしのMTBデビューなのですが、当時はメッセンジャー&ピストブーム的な時期だったこともあり、わたしの心の中に「 ...
編集部スタッフの独り言コラム『みなさまのおかげです』
こちらは2005年に発行された『自転車日和』の記念すべき第1号、その表2(表紙をめくると出てくる、表紙の裏側)の様子です。 どういうわけか、そこには当方が当時、お気に入りの1台として所有していたMTBの姿が、ドーンと掲載されています。自転車専門誌なので、MTBが登場すること自体にさほど問題はありません。 しかしですよ、自転車専門誌の表2には通常、自転車メーカーさまや部品メーカーさまの広告が入っているはず。今回は懐かしくも物悲しい、初期の『自転車日和』のお話を少々。 この頃、当方にとって自転車 ...
いまさら聞けない自転車の基本をコッソリおさらい|チリンチリン基礎講座「カスタムにまつわるあれこれ」その3
自転車を趣味にしたら、いずれは辿り着くカスタムへの道。ルックスから走りまで、自分のスタイルに合わせて仕上げていくのも楽しみのひとつです。今回はギアまわりについて少々。 カスタムの基礎知識 PART3 ギアのはなし 自転車はクランクと直結する前側のギアと、後輪に直結する後側のギアをチェーンでつなぐことで駆動します(古典的なだるま自転車、子ども向けの三輪車、シャフトドライブ車を除く)。 このペダルに乗せた足を回すことで後輪を回転させる仕組みは、自転車に乗ったことのある人であればなんとなく理解できているかと思い ...
『茄子 スーツケースの渡り鳥』の「パオパオ」ウエアをパールイズミ が限定販売
自転車ウエアブランド・パールイズミ が、黒田硫黄原作コミック「茄子」に登場する自転車チーム「パオパオ」デザインのアイテムを発売する。 「パオパオ」は「茄子」の登場人物ペペベンネヘリが所属する、ビールメーカーがスポンサーの自転車チーム。 2020年の「茄子 アンダルシアの夏」デザインに続き、2021年にリリースされるのは「茄子 スーツケースの渡り鳥」バージョン。 半袖ジャージとパンツ、サイクルキャップ、日常でも使えるハンドタオルやマフラータオルまで、幅広く展開する。 各商品は4月中旬にサイクルショップやスポ ...
ブライアンの自転車備忘録 vol.10
究極にシンプルながら、かくも奥深き乗り物、自転車。楽しみ方から歴史、モノとしての魅力、そして個人的郷愁まで。自転車にまつわるすべてに造詣の深いブライアンが綴る「備忘録エッセイ」です。 無常に移り変わるブームが 新たなスポーツバイクを作る 前回に引き続き、日本の〝ガラパゴス的スポーツ自転車〟についてです。1970年代から少年たちの心をとらえ、現在ではまったく見かけなくなってしまったジュニアスポーツ車。今回はその末期までのお話です。 ジュニアスポーツからわずかに遅れて、1974年発売のブリヂストン・ロード ...
日々のサイクルライフをもっと快適に
ユーザー目線で使いやすく、快適なライディングをサポートする製品を開発するサイクルデザインから、ディスプレイスタンド&メンテナンススタンド、フォークホルダーのニューアイテムが登場! ◎さまざまなバイクに対応するハブスタンド サイクルデザイン アジャスタブルハブスタンド ・ディスクブレーキや小径車など、さまざまなホイールサイズに対応するディスプレイスタンド。 ・折りたたみ/分割式で使わないときはコンパクトに収納できる。 ・セット方法はハブ軸の高さに合わせて差し込み部を調整し、後輪を ...
わたしが自転車で旅する理由 第3回
風を感じ、音を聴く。ほどよいスピードで道端の小さな花に気づく。それぞれの土地で人々とふれあい、自分と向き合う。そんな自転車旅の魅力にとりつかれたサイクリストのストーリーをつづります。 29歳の夏、ワーキングホリデーで訪れていたカナダにて、大陸横断4500キロの自転車旅を決断。前回に引き続き、その模様をお届けする。 サスカチュワン州 平原のなかを走り続ける。クルマで走る人は何も無くてつまらないというが、自転車で走ると違う。風の音、鳥のさえずり、何十種類もの鳥たちを見ていて飽きることはなかった。 ...