Eスモールバイク 2020モデル。BESV PSF1/tern HSD P9/TRANS MOBILLY NEXT 140をチェック!

 

BESV PSF1

そのデザイン性の高さからスポーツバイクファンのみならず、多くのユーザーに愛されてきたベスビーのシリーズ。

見た目の美しさとジェントルな走りを兼ね備えた同シリーズに唯一欠けていたもの、それがフォールディングタイプの存在だった。

実際、 シリーズに折りた たみ機構を求める声はかなり多 かったようだが、そのニーズに応えるべく満を持して登場したモデル、それがこの P S F 1 だ。

ハンドルポスト、フロントフォーク、リアフレームを折りたたむことで、他の交通機関やクルマとのコラボレーションを実現するコンパクトなサイズにトランスフォーム。

あえてメインフレームに折りたたみ部を備えないことで車体の剛性を保持し、PSシリーズらしい卓越した走行性能をそのまま味わえる設計としている。

だれもが困惑することなく、直感的に折りたたむこと ができるシンプルな機構を採用している辺りも好評価を得るポイントになりそうだ。

ファンの期待に応えた待望のフォールディング仕様

電動アシストユニットはリアホイールのハブに搭載。独自アルゴリズムを組み込んだオリジナルの駆動システムが躍動感のある走りを提供する。

インターフェースディスプレイには、Jシリーズと同様の新型ファームウェアを搭載した小型フルカラー液晶を採用。折りたたみ時もコンパクトにまとまる。

小型サイズながら10.5Ah の大容量を誇るバッテリーを車体の中央に搭載。PSシリーズのアイデンティティとなる流 麗なシルエットを形 成する。

折りたたみサイズ:W840mm×H770mm×D340mm

IMPRESSION

これまでPSシリーズにはメカっぽさ を強調するサスペンションフォークが 装備されてきましたが、PSF1には折りたたみ機構を持つリジッドタイプの フォークが採用されています。

当然、PS1やPSA1の持つ乗り味のコンフォートさはやや失われていますがその分、シルエットはより洗練されたように思えます。

リアユニットはそのまま受け継いでいるので、サスペンション機能をまったく持たない一般的なスポーツバイクと比べれば快適性の高さは十二分。

ペダリングを重視する人に とっては車体がよりリニアに反応できるようになった分、従来モデルよりも好みの乗り味に近づいているかもしれません。

使い勝手が向上したことで、サイクリングの幅が広がることは必至。

 

価格:24万5000円(税別)
カラー:ゴールド、グレイブルー
タイヤサイズ:20×1.5
変速:1×7S
重量:18.3kg
フレーム素材アルミ
コンポーネント:SHIMANO ALTUS ほか
最大走行可能距離:95km

問:BESV JAPAN

info@besv.jp

https://besv.jp/

 

tern HSD P9

ヴェクトロンをいち早く市場へ投入することで、日本のバイクシーンを一気に過熱させたターン。次なる一手とし て送り込んで来たモデルがこのHSDP9だ。

フレームに折りたたみ機構こそ持たないが、大型キャリア&折りたためるハンドルポストを採用することで、縦置き状態の自立が可能に。

エレベーターへの持ち込みをはじめ、ミニバンやへの搭載もスマートにおこなえる。その卓越した走行性能を支えるのは、長めのホイールベースと低重心を実現したフレーム設計。

扱いやすさを重視したジオメトリーの車体に、欧州で好評価を得てきたボッシュ製モーターユニットを組み合わせることで、パワフルかつ安定性に長けた走りを 提供する。

また、本モデルの特徴のひとつとして、身長150~195cmのライダーが無理なく乗車できる点が挙げられる。

工具不要かつ数秒で調整ができるのもターンらしい、ユーザーライクな設定といえるだろう。

ユーティリティを高めた新コンセプトのEバイク

最新世代のボッシュ製モーターユニットをミッドマウント方式にて搭載し、レスポンスに優れたペダリングを提供。スムーズな加速感が味わえる。

工具不要で角度や高さを調整できるステム&シートポストにより、幅広い乗車ポジションを実現。身長 150~195cmの乗り手に無理なく対応する。

専用設計のSRサンツアー製サスペンションフォークにワイドリム採用のホイール&太めのタイヤをセット。衝撃吸収と耐荷重強度を向上させた。

耐荷重60kgを誇る頑丈かつ大型のリアキャリアを標準装備する。縦置き状態で 自立させる際にはスタンド代わりにもなる頼もしいアイテムだ。

IMPRESSION

アウトドア系の遊びやサイクリングのパートナーとして活躍必至の装備をフルアーマー。それらをすべて使うかどうかは別の話で、重要なのはそれらが備わっていること。「遊び上手の優雅な大人」を演出してくれるヘビーデューティーなルックスにはオジサン、つい惚れ惚れしちゃいます。

肝心の走りについてはスペックからも想像できる通り。乗車ポジションの調整まで可能となり、スポーツコミューターとしては文句なし。

フレームの高剛性もさることながら、クッション性にゆとりを持たせた足まわりの組み合わせは◎。

重量がかさみがちなEバイクにとって、特に気を配りたいポイントですからね。ボッシュの最新ユニットと相まって高い安定性を披露してくれます。

 

価格:28 万 9000 円(税別)
カラー:タラゴン、デューン
タイヤサイズ:20×2.15
変速:1 × 9S
重量:25.7kg
フレーム 素 材:アルミ
コンポーネント:SHIMANO ALIVIO ほか
最大走行可能距離:100km

問:アキボウ
https://www.ternbicycles.jp/

 

ULTRA LIGHT E-BIKE TRANS MOBILLY NEXT 140

折りたたみタイプのバイクでありながら、 12kgを下まわる超軽量な車体で衝撃のデビューを果たしたトランスモバイリー。その2世代目となるモデルが早くも登場した。

フレームの基本構造こそ大きく違わないが、電動アシスト ユニットの格となるモーターの搭載方式を変更することで、さらなる軽量化を図った。

また、今回のモデルチェンジに伴う進化は重量だけにとどまらない。

トランスモ バイリーの特徴でもあるマグネッ ト着脱式のモバイルバッテリーは 従来の2.8A 仕様から 4.0A 仕様へと容量を大幅にアップ。

こ れによりアシスト航続距離は約 24kmまで延長され、片道 10km 程度の移動であれば、途中で充電やバッテリーの交換などをおこなうことなく、余裕を持って走り切ることができるようになった。

バッ テリーの固定方法はマグネットに加えて金属製のベルトを追加。路 面コンディションの優れない場所を走る際にも安心感が増した。

電車などの公共交通機関を利用した 輪行も余裕でこなす内容だ。

モーターをハンガーシェルにマウントしていた旧モデルに対して、ネクストではフロン トハブモーター方式を採用。さらなる軽量化に寄与する。

乗り手の体格に合わせて高さの調整が可能なハンドルポスト。モバイルバッテリー はマグネット+金属ベルトによって簡単に着脱することができる。

2.8A 仕様だった旧モデルに対して、ネクストでは 4.0A 仕様を標準装備。その結 果、航続距離は約 24km へと大幅にアップ。使い勝手を高めた。

折りたたみサイズ:W650mm×H610mm×D450mm

IMPRESSION

スポーツ性を求めるEバイク勢がモーターのミッドマウント方式に積極的な昨今、あえて逆のプロセスを辿るかのごとく、フロントハブモーター方式を 採用してきた新型トランスモバイリー。

持ち運ぶことを重視した同モデルであるが故、重量面でのメリットを優先させた結果であると予想していましたが、 走行時の印象はそれと大きく異なりました。

たしかに静止状態で持ち上げてみたときは明らかにフロントヘビーで あり、お世辞にも重量バランスに長けているとは思えません。

しかし、いざ走り出してしまえばそのようなネガティブなフィーリングは皆無でむしろ、そこそこ斜度のある登り坂では車体の安定感が増しているようにすら感じます。進化といって間違いありません!

 

価格:9万5000 円(税別)
カラー:ブラック、ホワイト
タイヤサイズ:14×1.75
変速:1×1S
重量:約11.3kg(バッテリー・スタンド・ペダルを除く) フレーム 素 材:アルミ
コンポーネント: -
最大走行可能距離:約24km

問:ジック
http://gic-bike.com/

 

-レビュー, 小径車

© 2020 TATSUMI PUBLISHING CO.,LTD